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パイオニア / 4号機・30パイ / 裏モノ

ハナハナ-30

29Gver
ハナハナ-30 29Gver 筐体パネル
ハナハナ-30|パイオニア
天井(投入)
3000枚IN
3枚掛けなら
約1000G
ヤメドキ(ボーナス後から)
100G
DATA — yamislo 実測・解析値より自動生成

ハナハナ30の裏モノ一覧

どんなver?

29Gverという名前だけ聞くと、29G以内にボーナスが来続ける台だと思いませんか。違います。

初当たり時に、まず1〜4連分のBIGを持つ。その持ち分をすべて放出したあと、29G目にBIGが成立すれば、まずそのBIGを獲得。さらに、そのBIGとは別に4〜6連分のBIGが上乗せされる。 つまり29G抽選に当たったところから数えれば、合計5〜7回のBIGです。今回の資料に載っている、超初期型29Gverの基本はこうです。

通常時にはBIGとREGの初当たり抽選がありますが、連チャン部分はBIGオンリー。29GのBIG成立に全部を賭ける、実に分かりやすくて眩しい台でございます。

その29Gver、本当に同じ中身ですか

最初に諦めてもらわなければならないことがあります。29Gverの完全解析は、たぶん絶対にできません。

29Gverと呼ばれるモノは一種類ではありません。初当たり確率へ重みづけできる個体もあれば、それはできない代わりに天井ゲーム数を変更できる個体もある。私が持っている二つの29Gverにも細かな違いがあり、現在ゲームセンターに置かれている個体も、きっと少しずつ違います。RMの入れ方まで違うことがあります。

ROMが順番にバージョンアップされたのか。コピーされたROMへ、それぞれのカバン屋さんが改造を重ねたのか。今となっては分かりません。

ただ、なぜこうなったのかは非常に簡単に説明できます。
超初期型は1・3BET打法で簡単に攻略できすぎたからです。その対応を保証するため、多くのカバン屋さんが取って付けたようにROMを修正した。その結果、基本のゲーム性は同じなのに、細部だけが違う亜種が猛烈に増えました。

当時は、同じホールの同じ29Gverなのに、台ごとに細かな仕様が違うことさえ珍しくありませんでした。そんなモノを、いま一つの完成した仕様書へ閉じ込めるのは無理があるんです。

このページは「目の前の29Gverも必ずこの数字で動く」という保証書ではありません。
29Gverって、だいたいこんなことをしていた台なんだ。 その原型を知るために、資料で追える超初期型を基準として読んでください。

ただし、現存機はほぼ初期設定だと思ってよい

あれから、もう25年以上が経ちました。当時の経緯も、裏設定の変更方法も、そもそも29Gverをノーマルから復活させる呪文も知らない人がほとんどです。

ゲームセンター側も例外ではありません。いま目の前にある29GverはROMの亜種こそ判別できなくても、そのROMに用意された裏設定については、ほぼ初期設定のままと考えてよいと思います。

細かな挙動差まで資料どおりとは限らないです。しかし、店が3600段階を自在に調整していると身構える必要も、いまではほとんどない。ですので、まずはこのページの完全初期設定を基準に眺めてください。

  1. 01
    通常ゲーム

    BIG・REGの初当たりを抽選。完全初期設定では小役カットなし

  2. 02
    BIG初当たり

    初当たり分のBIG連チャン回数を1〜4連から決定

  3. 03
    初当たり分のBIGを放出

    持ち分が残っている限り、次のBIGを放出していく

  4. 04
    初当たり分をすべて消化

    ここで初めて、ボーナス後29G目が勝負になる

  5. 05
    最後の持ち連から29G目

    BIG成立で、そのBIGとは別に初期設定では4〜6連分を追加。消灯BIGもある

29G目にBIG成立 → 成立BIG+上乗せ4〜6連を放出して終了 上乗せ分は11〜40Gに分布。放出後の再29G抽選はない
29G目にBIG不成立 → 連チャン終了 ハナが消えていても成立する1/16があるため、7を狙って確認
これは台内部の処理を図にしたもの。打ち手から持ち連の残り回数は見えず、いま初当たり分と上乗せ分のどちらを消化しているかも判別できない。REGはこの連チャンフローへ入らず、天井だけをリセットする。

REGは百害あって一利なし

超初期型29GverのREGは、設定が高いかもしれないと思わせてくれる。それだけです。

BIG天井までのカウンターは、REGでも容赦なくリセットされます。天井はBIGを放出し、通常のBIG初当たりと同じ扱いになります。ですから天井直前、たとえば980GでREGを引いたら、普通に本格的なゲロが吐けます。

REG後の29G目にBIGが成立しても、それは上乗せではありません。ただの新しいBIG初当たりです。REGに連チャンの持ち分はなく、REGを起点とした29G上乗せ抽選もありません。

超初期型・完全初期設定の初当たり確率

ここからは、小役カットもボーナス初当たりカットも連チャン設定変更もしていない、資料上の超初期型・完全初期設定を基本に話します。

設定BIGREG
11/655.11/1024
21/630.11/963.7
31/585.11/780.1
41/546.11/655.1
51/481.11/564.9
61/356.11/455.1

初当たり時のBIG連チャン振り分け

単発61.4%
2連22.9%
3連12.3%
4連3.4%
平均連チャン1.58連

単発が61.4%。2連が22.9%、3連が12.3%、4連が3.4% です。

ここだけを見ると、たいしたことがない。しかし初当たり分を使い切ったあとには、29G目の上乗せ抽選が待っています。29Gverの本番はこっちです。

29G目の上乗せ

資料に載る完全初期設定

設定29G目の上乗せ当選率
1約20%
2約20%
3約20%
4約20%
5約20%
628%

多くの29Gverで標準と思われる値

ただし、実際に残っている29Gverでは、次の振り分けのほうがスタンダードだと思います。

設定29G目の上乗せ当選率
110.0%
211.1%
312.5%
414.2%
516.6%
620.0%

同じ「初期設定」と呼ばれていても、ROMによって29G目の初期値そのものが違います。目の前の実機を見るなら、まずはこちらを標準として疑うのがよいと思います。

完全初期設定で29G目の上乗せに当選した場合、その29G目に成立したBIGとは別に上乗せされる連チャン数の振り分けは次のとおり。

上乗せBIG振り分け
4連50%
5連45%
6連5%

29G目にBIGが成立したら、そのBIGに加えて最低4連。 29G目に揃えるBIGを1回目として数えるのではありません。そのBIGとは別に4〜6連分が追加されるため、29G抽選に当たったところから数えれば合計5〜7BIGです。

上乗せされた4〜6連をすべて放出したら、そこで終了です。その後にもう一度29G目の上乗せ抽選を受けることはありません。一つのBIG初当たりに対して、29G目の勝負は一度だけです。

連チャンゾーンは100G

初当たり時に持ったBIGは1〜100Gへ分布します。100Gを超えてからのボーナスは、新たな初当たりと考えるのが基本です。

一方、29G目に成立したBIGとは別に上乗せされた4〜6連分は11〜40Gへ分布し、21〜30Gがもっとも濃い。だから29Gという名前でも、すべてのBIGが29G目に来るわけではありません。上乗せ分の一つが再び29G目に来ることもありますが、そこで上乗せ抽選をやり直すわけではありません。

ヤメるなら、基本はボーナス後100G。29Gだけ見て席を立つ台ではございません。

天井とモーニング

どちらも扱いは通常の初当たりと同じです。モーニングや天井からでも、初当たり分の連チャンと29G目の上乗せに期待できます。

天井カウンターが数えているのはゲーム数ではなく、ランプで管理される投入枚数です。初期設定は3000枚IN。毎ゲームきちんと3枚掛けなら、3000÷3で1000Gになります。

ところが途中で1枚掛けなどが混ざると、レバーを叩いた回数と投入枚数が一致しなくなります。ですから1000Gと思ってもらって構いませんが、実際の発動ゲームは少し後ろへズレることがある。資料が「1000G近辺」と書く理由はランダム天井だからではなく、この投入枚数管理にあります。

狙い目

600Gハマっていたら、もう絶対に打ってください。 暇なら500Gからでもいいです。

ただし、29Gverなら必ず3000枚IN天井を持つとは限りません。裏設定を毎日変える店なんて、いまどきないと思います。それでも最初に一度だけ、その店の個体に天井があるか、天井が何枚INになっているかは確認してから打つのが安全です。

REGを引いたらムカつくので、0Gでヤメてよい。――と言い切りたいところですが、あなたが打っている29Gverが何者なのか、こちらには分かりません。

私の環境にある個体なら、REG後は0Gでヤメられる台がほとんどです。ただしREGからBIG連チャンへ入る亜種もあるので、最初だけはその個体の仕様を確認してください。

BIGを引いたら、ワクワクしながら打つ。持ち連を追いながら、29G目のレバーへ魂を込める。そんだけです。

高設定を狙うなら

第1優先は、29G目によく当たって、そのまま上乗せしている台。

第2優先は、BIGもREGも初当たりをよく引いている台。 REGは引いた本人にとってはウザいだけですが、よく引けているなら高設定のシグナルにはなります。

超初期型だけでも3600段階

今回の資料に載る超初期型には、普通の設定1〜6とは別に三つの調整軸があります。

15×30×8で、合計3600段階。完全初期設定は「小役カットなし・初当たりA・連チャン設定ア」です。

この超初期型だけでも、コイン持ち、初当たり、29G当選後の破壊力を店側が別々に変えられます。別verに見えた個体が、実はこの三軸をいじっただけということも普通にあり得るわけです。

ただし、後の対策ROMまで同じ三軸を持つとは限りません。初当たりの重みづけができないもの、天井ゲーム数を変更できるものなど、カバン屋さんの修正によって調整可能な項目そのものが違います。

実際、私が持っている二枚の29Gver基板では、上乗せ連チャン数、小役カット率、29G目の上乗せ当選率、天井ゲーム数を変更できます。その代わり、資料の超初期型にある初当たり確率の調整は確認できません。

別の基板では初当たりを調整できるらしい。REGからの連チャン突入率を変更できるもの、天井を1300Gにできるもの、設定した覚えがなくても初期状態では29G目の上乗せ自体が入らないものまである。どこまでがROMで、どこからがハーネスとの組み合わせなのか分からない個体もあります。

要するに、変更できる数値が違うのではなく、変更できる項目の一覧そのものが違う。 だから全国共通の「29Gver設定表」は作れません。

1・3BET打法

有名になった強制天井打法もあります。1BETとMAXBETを交互に押すと、実際には回していないのに投入枚数を数える天井カウンターだけを進められるというものです。

手順は連続で行う必要がなく、普通に数ゲーム回しながら少しずつ進めることもできたとされています。ただし、現在残っている実機の多くは1BETボタンを効かなくすることで対策済みです。

未対策台を見つけても、店でやるのはおすすめしません。20年前の雑誌ですら「命の保障はできません」と書いております。そこまで含めて、当時の裏モノ攻略法です。

そして、この攻略法があまりにも簡単だったからこそ、1BETを殺した個体、天井の数え方を変えた個体、別の設定項目を足した個体が次々に生まれました。29Gverの攻略法であると同時に、29Gverを亜種だらけにした原因でもあります。

BIG中のリプレイ外し

完全初期設定は小役カットなし。リプレイ外しをしても連チャンへ悪影響はなく、資料の効果表では次の差が出ています。

消化方法平均獲得枚数
小役狙い379.00枚
リプレイ外し400.95枚
差+21.95枚

スイカverと違い、29Gverではリプレイ外しをして大丈夫です。むしろ、できるならやってください。

というか、できないならこの台を打たないほうがよいです。向いていません。シャバで6号機の真打吉宗や、偽モノのミリオンゴッドでも打っていてください。

復活の呪文と裏設定はnoteへ

29Gverの基板を外してノーマルへ戻ってしまったとき、もう一度29Gverとして立ち上げるための「復活の呪文」があります。

有料noteには、私の手持ち二枚の石0109基板で確認した、次の内容をまとめています。

29Gverは亜種が多いため、全国すべての基板に同じ手順が通るとは言えません。それでも同じ石を持っている叔父貴なら、これだ!!となるはずです。お安くしておきますので、実機をお持ちの方はぜひ試してみてください。

29Gverの復活方法と裏設定手順をnoteで読む