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#ニューペガサスから吉宗まで
大都技研 / 4.5号機

吉宗

吉宗  筐体パネル
吉宗|大都技研
機械割(設定6)
119.99%
DATA — yamislo 実測・解析値より自動生成

吉宗/吉宗Sの裏モノ一覧

どんな機種

4号機と言えば吉宗。BIGは最大711枚、しかも条件を満たせば1G連。乱暴な出玉を、モードとRTという数学Aの教科書みたいな仕組みで包んだ大都技研の4.5号機ストック機です。

ゲームセンターでも人気ですが、そこに置かれた吉宗が2003年の出荷時のままとは限りません。ガン、ハーネス、外付けの操作・補助装置、店が入れたモーニング、基板や部品の交換。何でもあり得る古台の世界です。カウンターの履歴だけ見て「この台はモードBですね」などと断言するのは、天気予報よりだいぶ雑です。

この記事では、まず出荷時の通常機を徹底的に解説します。そのうえで、私がホールやゲームセンターで見てきた挙動、当時から使われてきた判別知識、現存個体で疑うべき点を混ぜずに書き分けます。通常機の物差しがなければ、改造か故障か珍しい引きかも分かりません。

「吉宗プロ殺しver」「RMあり亜種」なんて呼ばれ方をする個体までありました。名前だけで中身が統一された規格ではないため、一つの解析表にはできません。通常機と比べて、どこがどう変なのかを見抜くためにも本来の数字が要ります。そして、台湾で魔改造された吉宗はもはやゲーム性が狂ってます。一撃5000枚は当たり前。特殊フラグもたくさんございます。そういった世界へ皆さまを近く導きますので裏モノのページも充実させていきたい所存です。

台湾系もだいぶ情報が集まってきましたので、そのうちまとめて公開いたします。

吉宗Sは、ゲーム性や解析値を変えた後継スペックではなく、部品を改めた改良版です。違いだけ知りたい人は吉宗Sの記事へどうぞ。

項目内容
製品名吉宗
型式名吉宗S
メーカー大都技研
導入時期2003年6月
世代・タイプ4.5号機/A-711タイプ/ストック機
基本仕様3枚掛け・5ライン
BIG最大711枚
通常時の最大RT1921G
天国モードの最大RT193G

このページはちょっと特殊

吉宗は表だけ写せば説明できる台ではありません。モード、RT、強制放出、ガセ前兆、特殊制御、鷹狩、1G連、ストック切れ。どれか一つを飛ばすと、別の項目の意味まで変わります。

私が店を見るときも、吉宗がちゃんと回っているかは一つの目安でした。まともな通常機を置き、客が仕組みを理解して遊べる店は、古台を単なる集金箱にしていない可能性が高い。逆に、なんもわかってない店員風情が「モーニングありますよ吉宗は設定変更で」「REGのあとだからモードBですねー」などとカス煽りを素人向けに済ませる店はよくないお店です。

ボーナス確率・機械割

設定BIG出現率REG出現率機械割
11/526.951/876.5194.4%
21/491.821/777.597.76%
31/458.261/883.58100.68%
41/426.781/632.31106.46%
51/392.741/768.88110.17%
61/367.281/551.88119.99%

これはメーカー発表値です。設定3で機械割100%を超えるから、どこから打っても勝てる、という意味ではございません。ストック機は着席ゲーム数、滞在モード、選ばれたRT、ヤメ時で収支が大きく変わります。むしろそれが全てです。設定なんて二の次です。あと30Gで当たる設定1と、最低でもあと1850Gで当たる設定4、どちらが良い台かって話です。

40円スロット・5000Gの収支分布

当時の店内シミュレーションで使っていた、40円貸し・5000G消化時の目安です。小役取得やヤメ時、交換条件、初期モードなどを完全には再現できないため、未来を当てる数字ではありません。吉宗の荒さを比べるための資料として見てください。

設定20万円超の負け20万円超の勝ち収支がプラスになる割合
113.54%7.32%37.66%
210.29%10.62%44.24%
36.86%13.61%51.03%
44.16%18.50%60.09%
53.21%24.72%68.19%
62.01%32.03%74.38%

設定6でも4回に1回ほどは負け側へ行き、設定1でも20万円以上勝つ回がある。結果だけ見て「高設定確定」「遠隔確定」と騒ぐ前に、まず分布を見てください。吉宗はそういう台です。

40円なら20万円は5000枚。設定1でも十数回に一度はそこへ届き、設定6でも約50回に一度は20万円以上負ける計算です。1G連が出玉の大きな部分を食っているので、鳴らしまくった低設定が深いRTばかり選ぶ高設定を殴り倒すことも多々ございます。設定は大切ですが、設定だけで一日の結果を説明できる台ではありません。

開始ゲーム数別の機械割目安

次も当時の計算値です。

設定0G1201G402〜565G802〜965G
194.40%113.84%101.41%106.31%
297.76%118.22%104.82%110.46%
3100.68%120.93%108.75%113.98%
4106.46%123.82%113.14%117.63%
5110.17%127.91%117.58%122.08%
6119.99%131.03%122.19%126.29%

「ゾーン狙いなら必ず勝てる」ではありません。打ち始めを限定したぶん、0Gから漫然と回すより条件が良くなるという比較です。該当ゾーンへ座れる頻度、前任者のヤメ方、ストック状態まで無視したら、表はただの壁紙です。

40円スロットの平均投資目安

設定初当たりまで一日単位
130,624円128,024円
230,042円114,650円
329,452円106,422円
426,118円93,562円
525,696円80,316円
623,840円73,704円

一日単位の消化ゲーム数など、細部の計算条件は残っていません。比較用の概算として扱ってください。ただし「吉宗はちょっと遊ぶ台」という認識だけは、設定6の平均投資を見てから言いましょう。

平均は、みんなが同じ金額で当たるという意味ではありません。100人いれば数人は2000円程度で当たり、別の約20人は1794Gを越える最深部を選ぶ。その両方を混ぜて均した数字です。平均投資3万円を握って座り、3万円で当たる契約を台と結んだ気になるのはやめてください。

モードが分かる場合の期待収支

以下は40円貸し、ボーナス後192Gヤメという当時の表記条件で計算された比較値です。通常機の天国RTは193Gまでなので、今から実戦で使うなら193Gを基準にしてください。表の数字だけを1Gずらして作り直すと別条件の計算になるため、値は当時のまま載せています。

モードA

設定902G〜1302G〜1666G〜
1-1,720円+7,600円+20,440円
2+1,720円+11,600円+25,320円
3+5,440円+14,640円+26,520円
4+9,280円+17,360円+28,200円
5+12,720円+21,000円+30,600円
6+17,360円+24,280円+32,720円

モードB

設定802G〜1202G〜1538G〜
1-880円+8,160円+16,640円
2+2,280円+11,240円+20,600円
3+5,360円+14,200円+21,760円
4+10,320円+17,840円+24,560円
5+13,440円+20,560円+27,120円
6+19,560円+24,400円+30,200円

モードが本当に分かっていることが前提です。ボーナス履歴を眺めてBだと決めた時点で、計算の入口から違います。

モードAを指定できる場合の等価交換シミュレーション

次は20円貸し等価交換、指定ゲーム数からボーナス放出まで打ち、ボーナス後193Gヤメという条件が明確な計算値です。

設定モードA・194GからモードA・565Gから
1-4,080円-1,780円
2-2,940円-320円
3-900円+1,640円
4+800円+3,020円
5+3,000円+5,300円
6+5,340円+7,440円

この表も、現存ゲームセンターの時間貸しや特殊な交換条件にはそのまま使えません。
条件を書かずに期待値だけ貼る人は、数字ではなく雰囲気を販売しています。

まずストックと放出を理解する

通常時は内部BIGと内部REGが成立し、それぞれ貯留されます。内部成立しただけでは原則として揃えられず、選ばれたRTを消化するか、別の解除契機を引いたあとに短い追加RTを消化して、貯めたボーナスを放出します。

内部ボーナス確率は設定ごとに、BIG・REGともおよそ1/243〜1/238。したがってボーナスは比較的速く貯まり、放出のほうが遅い設計です。ただし現存個体では、RAMクリア、バックアップ不良、故障、部品交換、改造などが絡みます。「古い台だからストックは潤沢にある」とまでは言えません。

放出契機

契機抽選・追加RT実質出現率など
規定RT消化モードと設定で選ばれたRTを完走モード別表を参照
内部BIG成立時4.0%で当選、追加RT 3G設定3で約1/5981
内部REG成立時4.1%で当選、追加RT 1G設定3で約1/5945
レアチェリーチェリー成立時の約2.7%、追加RT 1〜4G約1/3092
レア松松成立時の約0.6%、追加RT 1G約1/14913。放出後はモードC
純ハズレ成立すれば放出、追加RT 32G設定差あり

チャンス目は、独立した小役が一定率で「解除する」ものではありません。内部BIG・REG成立の一部を停止形で察知できるものです。

ストック切れ、設定変更、停電、RAMクリア

ここは古いゲームセンター個体を見るうえで最重要です。

スマートフォンで言えば、画面を消すのが電源オフ、設定だけ変えるのが設定変更、工場出荷状態へ戻すのがRAMクリア、と考えると近い。全部を「リセット」と呼ぶから話が壊れます。

ストック切れで分かりやすいのは、BIGを何度も1G連させたあと、突然BIGがまったく出てこなくなる場面です。放出するBIGがなければ、1G連の権利が見えていても出せません。出玉率も当然落ちます。内部成立のペースだけを置いた単純計算では、ストックなしの設定6が約108%まで落ちるという目安もありますが、初期状態や消化条件で変わる概算です。

ストックが空の状態では、次の内部ボーナス成立を待ち、その後に深い規定RTが選ばれることもあります。ゲームセンターの自動400G運転だけで回していると、表示履歴が平均1700G前後も空いたように見える例はあり得ます。だからといって「1921Gを超えた、裏モノ確定」と即断はできません。

私が見聞きした池袋の一店では、電源まわりの作業後に不自然な長い演出も起きないハマりが発生したことがありました。原因まで断定できませんが、少なくとも古い個体で「停電しただけだから通常機の標準挙動」と決めつけるのは危険です。大事なお金を入れる前に、店へRAMクリアや基板交換の有無を聞いてください。

設定変更後、モーニング、RM

設定変更ではRTがリセットされ、モードAから再抽選されます。低設定群は1〜97G、高設定群は98〜193Gにも特徴があります。

設定群1〜97G98〜193G193G以内合計
設定1〜315.86%0.98%16.84%
設定4〜610.01%9.76%19.77%

「朝一は97Gまで」が万能な正解ではありません。低設定群は早い97Gまでに寄り、高設定群は98〜193Gにも比重があります。さらに表は規定RTだけの話で、途中の強制放出もあります。

店が入れるモーニングは別物

当サイトでRMと呼んできたものは、リセットモーニング、すなわちリセットされたときに入るモーニングのことを指す場合と、意図的に入れるモーニング、両方の意味を持ってしまっています。

吉宗におきましては、もう本当に様々ですし、店によって運用指針も本当に違います。
店とどう付き合うかを大事にするのがゲームセンターで勝ち抜くコツです。

私が実際に見たなかには、チャンス目でしか当たらない個体や、当たった後だけやたら深いRTへ行く個体もありました。それが一律に同じハーネスの機能だったかまでは分かりません。通常機のモード表を当てはめても説明できないなら、通常機ではない可能性を先に疑うべきです。

モーニングを探すなら、設定変更の確率だけでなく、店が人工的に仕込んだ当たり、据え置き、特殊制御の持ち越し、改造個体を分けて考えます。吉宗にモーニングなんかない、と鼻で笑うのも、朝一当たったから全部モーニング、と喜ぶのも同じくらい早計です。ゲームセンターは意外と何でもやります。

素人の受け売りに気をつける

よくあるのが「REGが続いたからB」「BIGのあとだからA」「193G以内だからC」という断言です。どれも材料にはなりますが、単独では確定しません。

モードAは次回Bへ行きやすく、モードBはREGが出やすい。だからAでBIGが出たあと、次にREGが来る展開は珍しくありません。
しかし設定、移行先、次回のボーナス種別を二段階で掛ける話です。カウンターのBIG・REGだけを眺めて一つのモードへ決め打ちできません。

さらにA・Bにも193G以内のRTがあります。Cの1G連後はモードを読みづらくし、レア役や純ハズレの途中放出もあります。吉宗の履歴が読めると言う人ほど、何を根拠に、どこまでの確率で言っているかを聞いてください。そこで黙るなら、だいたい雑誌の見出しだけ覚えた人です。

モードを絞れるのは、モード差の大きなRTブロックで規定解除したと考えられるとき、前回と今回の当たりを合わせたゲーム数が特定モードの上限と噛み合わないとき、やぶさめや対決の強い示唆が出たときなどです。それでも「濃い」と「確定」は分けます。

昔のパチスロマンガを見て、「つぶつぶ攻略だ!」だとかハシャぐのは今日までにしてください。
当時は40台吉宗があって、他の店にいっても20台吉宗がある。打ってる人は大学生から爺さん婆さん。そんな世界です。今あなたがいるゲームセンターは、4台前後の吉宗に、シャブ食ったチンピラがオートで複数台ぶん回してスマホでポーカーやりながら台を眺めてるわけです。環境が違います。
そもそもあれから20年以上たってるわけです。台の形は同じでもあれもこれも違います。昔のスロ屋は治安が悪かった、なんてよくいいますがゲームセンターの方が1000%打ってる人の治安は悪いです。

モードA・B・Cの実戦的な考え方

当時の表記はモード1・2・3も多く、この記事では一般的な呼び名に合わせてA・B・Cを併記します。

呼び名役割最大RT特徴
モードA(モード1)通常A1921GBIG比率は高め。設定変更後もここから開始
モードB(モード2)通常B1921GREG比率が高め。ボーナス後にCへ上がりやすい
モードC(モード3)天国193G全設定共通のRTテーブルで193G以内に放出

モードA

設定変更後はAから始まります。低設定なら1〜97Gの比重が高く、高設定群なら98〜193Gも増える。ただし、あなたが遊んでいる店は本当に設定4〜6を入れているのでしょうか。そこを飛ばして朝一193Gまで全部追うのは、解析ではなく信仰です。

Aで258〜385Gが少し選ばれやすいからといって、そこで当たったものを全部純ハズレ扱いしないでください。Aにも普通のRTがあります。

モードB

設定変更ではBから始まりません。朝一ボーナス前からBを示す強い演出が出たなら、通常機では据え置きを考える材料になります。ただし改造個体や手作業の仕込みがあれば、その推理は崩れます。

BはREG比率が高く、Cへの移行がAより強いものの、設定1ではBからCが27.34%です。REGを引いたら次は天国、と脳内で勝手に昇格させないでください。1538〜1665GのブロックはAよりBが濃く、深い当たりをモード推測の一材料にできます。

モードC

Cは最大193G。設定ごとのRT差はありませんが、ボーナス後にCをループする率は約29.69〜43.75%です。130〜193Gのブロックが24.41%あるため、97Gを越えたから天国否定ではありません。

低設定らしい店で98〜193Gに当たりが寄るならCを疑う材料になりますが、A・Bにも同区間があります。早い当たり一発でC確定とは言えません。Cを抜けても移行先A・Bがたまたま早いRTを選ぶこともあります。1G連が挟まると、見た目の履歴だけではモードの境目がさらに分かりにくくなります。

モード別RT振り分け

この表の区間は、実際の当選ゲームを互いに重ならない箱へ集計したものではなく、RTを選ぶための振り分けブロックです。たとえばモードAには「386〜513」と「502〜565」が同時に存在し、範囲が重なります。各行の割合を足すことはできますが、重なる区間を単純なゲーム数別期待度として足さないでください。

モードA(モード1)

選択RT設定1〜3設定4〜6
11.22%1.22%
2〜334.88%2.93%
34〜654.88%2.93%
66〜974.88%2.93%
98〜1290.49%4.88%
130〜1930.49%4.88%
194〜2570.49%0.49%
258〜3852.44%2.93%
386〜5130.49%0.49%
502〜56510.99%10.99%
514〜6410.49%0.49%
642〜7690.49%0.49%
770〜8970.49%0.49%
898〜10250.49%0.49%
902〜96512.21%12.21%
1026〜11530.49%0.49%
1154〜12810.49%0.49%
1282〜14090.49%0.49%
1302〜136513.43%13.43%
1410〜15370.49%0.49%
1538〜16650.49%0.49%
1666〜179317.09%17.09%
1794〜192121.63%18.21%
平均RT1116G1063G

モードB(モード2)

選択RT設定1〜3設定4〜6
11.22%1.22%
2〜336.10%2.93%
34〜656.10%2.93%
66〜976.10%2.93%
98〜1291.22%6.10%
130〜1931.22%6.10%
194〜2570.49%0.49%
258〜3852.44%2.93%
386〜5130.49%0.49%
402〜46510.99%10.99%
514〜6410.49%0.49%
642〜7690.49%0.49%
770〜8970.49%0.49%
802〜86512.21%12.21%
898〜10250.49%0.49%
1026〜11530.49%0.49%
1154〜12810.49%0.49%
1202〜126513.43%13.43%
1282〜14090.49%0.49%
1410〜15370.49%0.49%
1538〜166510.99%10.99%
1666〜17934.88%4.88%
1794〜192118.21%17.48%
平均RT1018G1015G

モードC(モード3・天国)

選択RT全設定共通
12.34%
2〜3318.31%
34〜6518.31%
66〜9718.31%
98〜12918.31%
130〜19324.41%
平均RT87.4G

モードCは193Gまでです。

ボーナス後のモード移行率

モードA滞在時

設定AへBへCへ
16.25%84.38%9.38%
26.25%78.91%14.84%
36.25%72.66%21.09%
46.25%71.88%21.88%
56.25%73.44%20.31%
66.25%70.31%23.44%

モードB滞在時

設定AへBへCへ
166.41%6.25%27.34%
260.16%6.25%33.59%
364.06%6.25%29.69%
443.75%6.25%50.00%
560.94%6.25%32.81%
643.75%6.25%50.00%

モードC滞在時

設定AへBへCへ
142.97%27.34%29.69%
234.38%21.88%43.75%
339.06%31.25%29.69%
441.41%24.22%34.38%
538.28%28.91%32.81%
636.72%24.22%39.06%

移行表は、BIGだったかREGだったかを当てる表ではありません。たとえばAの設定1はBへ84.38%ですが、移った先のBでREGが選ばれるのは70.31%。一段だけ見て「次はREG」と言うのはカードを一枚めくってポーカーを語るようなものです。

モード別BIG・REG振り分け

MODE

A

通常A

モードAの設定別BIG・REG振り分け
設定BIG・REG振り分け
設1
設2
設3
設4
設5
設6
MODE

B

通常B

モードBの設定別BIG・REG振り分け
設定BIG・REG振り分け
設1
設2
設3
設4
設5
設6
MODE

C

天国

モードCの設定別BIG・REG振り分け
設定BIG・REG振り分け
設1
設2
設3
設4
設5
設6

各行100% / 金=BIG、黒=REG

BでREGが70%前後なのは事実です。しかしREGが一回出たらB確定ではありません。AにもREGが約36〜41%、Cにも25〜39%あります。人間はBIGが来れば自分の立ち回りが正しく、REGなら店が悪いと思いたがりますが、台はそんなお気持ちを参照していません。毎回BIGが欲しいのは私も同じです。

初代吉宗に、後年の機種のような「赤7BIG・青7BIGのモード別振り分け」はありません。BIG中に狙う青7/姫のシングル・ダブル1G連フラグと、通常時のBIG・REG振り分けを混同しないでください。吉宗・爺・姫のBIG選択も演出の選択で、抽選や獲得枚数を有利に変えるものではありません。

最大1921Gと最深部の意味

通常A・Bの最大選択RTが1921Gです。「1921Gで必ず当たる」とだけ覚えるより、1794〜1921Gという最終ブロックが抽選されると理解してください。

モード設定1〜3設定4〜6
Aの1794〜1921G21.63%18.21%
Bの1794〜1921G18.21%17.48%

最深部の比率はモードと設定群で異なります。またレア役などで途中放出すれば、最初に深いRTを選んでいてもそこまで行きません。

97G・193G・各ゾーンの使い分け

193Gまで追うか、97Gで切るかは、直前モードの根拠、設定状況、投資上限、残り時間で変わります。数字の意味を捨てて「吉宗は193」「玄人は97」と暗記するなら、どちらもただの語呂合わせです。

連続演出ハズレ後32Gをヤメ時に使う

通常機では、連続演出がガセで終わった時点から32G以内に、あらかじめ選ばれた規定RTの消化による放出はありません。ガセ前兆を出すためには、規定RTまで一定以上の余裕が必要だからです。

ここで大事なのは「32G以内は何があっても当たらない」ではないこと。チェリー、松、内部ボーナス成立時の短縮など、その後に新しく引いた強制放出契機は別です。

具体例で覚えましょう。

演出が終わった正確なゲームを基準に32Gを数えます。改造個体、ゲーム数表示がずれた個体、店独自の演出操作には使えません。これを知っているだけで、193G固定ヤメより数十枚を守れる場面があります。

小役確率、小役解除、チャンス目

役通常時確率解除との関係
チェリー1/81.92そのうち約2.7%がレアチェリー
松1/91.02そのうち約0.6%がレア松
俵1/11.10通常は直接解除しない
リプレイ1/7.29通常は直接解除しない。特殊制御抽選あり

レアチェリーは追加RT1〜4G、レア松は追加RT1G。レア松放出後はモードCへ行きます。通常のチェリーや松まで全部解除役として数えると、とんでもない確率の台が脳内に完成します。

チャンス目は独立した小役解除ではなく、内部BIG・REG成立の一部を停止形で見抜くものです。実戦の丸暗記用に「約1/231でチャンス目、その約7.75%が短い放出」と言われていましたが、これは内部成立確率とBIG4.0%・REG4.1%の短縮をまとめた目安。チャンス目という別フラグを1/231で抽選しているわけではありません。

純ハズレ

設定純ハズレ確率7000Gでの平均回数目安
11/3276.8002.13回
21/3640.8891.92回
31/2520.6152.77回
41/1724.6324.05回
51/1456.2564.80回
61/1092.2676.40回

純ハズレには設定差がありますが、見た目だけで毎回判別できるものではありません。規定RT、内部成立時の短縮、レア役解除が同居する台です。「ゾーン外で当たったから純ハズレ、高設定!」まで一息で走る人は、にんにく喰って寝ててください。

純ハズレ放出は追加RT32Gです。たとえば199〜201Gに純ハズレらしい停止形(要は小役が揃っていない通常出目)が出ていて、232〜233Gに放出したなら筋は通ります。可能性が0じゃないよね。って言えるくらいです。逆にいえば、199-201Gの間が全部小役だとしたら、その解除は絶対に純ハズレではなかったことになります。

やぶさめ演出によるモード示唆

やぶさめに高確率状態はありません。的の大きさと当否で、滞在モードを読む材料にします。

大的

吉宗のやぶさめ演出・大的

大的は普通なら当たりやすく、これを外すのが重要です。私が使ってきた目安はA約0.5、B約49.5、C約50。百分率として厳密にモードを逆算する数字ではありませんが、大的ハズレはBまたはCがかなり強いと覚えて差し支えありません。

朝一、通常機で大的を外したのに設定変更後のAスタートと噛み合わないなら、据え置きを疑う材料になります。もちろん店の仕込みや改造がある個体では無効です。

中的

吉宗のやぶさめ演出・中的

中的は命中したときAの手掛かりになります。手元ではA80、B20、C20という演出指数で使ってきました。合計100になる振り分けではなく、各モードでの出やすさを比べるための古いメモです。中了・ハズレのどちらをどの母数で見るかによって表現が割れるため、一回だけで断定しません。

小的

吉宗のやぶさめ演出・小的

小的はモード判別材料として弱い。小さい的を外して「C否定」と言い始めたら、もう射ているのは矢ではなく願望です。

宙太・デカ太郎の勝敗

デカ太郎

デカ太郎に勝てばボーナス。切り方は縦・横・Xのどれでもよく、勝利時はC滞在が極端に強いとされ、目安は99.99%級です。X切りのほうが勝ちやすいと言われますが、負けた場合はモード示唆としてほぼ使えません。

宙太

宙太は勝利ならボーナスで、対応役によって期待度が変わります。モードを見るなら敗北時の斬られ方です。

宙太敗北時強く示すモード実戦上の目安
縦斬りA他モードより約20倍
横斬りB他モードより約20倍
X斬りC他モードより約20倍

約20倍は確定という意味ではありません。対抗モードでも出ます。敗北一回を確定札に変えるのが、ボーナス履歴だけでモードを決める人の次に多い病気です。

宙太戦は成立役でも勝率が変わり、松ならモードを問わず90%超が目安です。松で負けたという珍しさと、斬られ方のモード示唆を一緒くたにしないでください。

特殊制御

揃うリプレイの一部、実戦上は約1/40で特殊制御へ入り、全体では約1/291.5です。

特殊制御ゲーム数振り分け対象リプレイからの目安
20G50.0%約1/80
40G18.8%約1/213
60G18.8%約1/213
80G12.5%約1/320

ゲーム数は20・40・60・80G。上乗せはありません。50Gではありません。

小役通常時に滑りを伴う割合特殊制御中
俵6.25%75.00%
リプレイ12.50%75.00%

特殊制御中はリールが露骨に滑り、白い姫、走る忍者など強めの演出が増えます。滑らないリプレイから始まり、演出だけ濃くなったように見えることもあります。特殊制御中にボーナスが放出されれば、次回はモードCへ移行します。

リールがバシバシ滑って明らかに特殊制御らしいのに、襖の先が鷹狩ではなく高確率演出だった場合はかなり寒い、というのが当時の実戦感覚です。本物なら残りRT32G以内へ入って鷹狩へ向かう形が多いためです。ただし高確率へ行っただけで解除否定ではありません。

状態を見抜いても途中で終わらせてはいけません。20Gが選ばれたのか80Gなのか、外から完全には分からないからです。演出が薄くなったから即終了と決めるのも雑。少なくとも最後に強い挙動を確認した地点から余裕を持って見ます。

鷹狩演出の本物とガセ

40G以上の特殊制御が選ばれたときは1/32でガセ鷹狩へ入ることがあります。一方、残りRTが特殊制御中の32G以内へ入れば、本物の解除前兆として鷹狩へ進むことがあります。鷹狩へ行っただけではボーナス確定でも次回天国確定でもありません。

前兆パターン

型前半中盤鷹狩本物/ガセ
15〜9GパターンA15〜24G本物・ガセ両方
212〜16GパターンA15〜24G本物のみ
312〜16GパターンB15〜24G本物・ガセ両方

パターンAは演出発生がおよそ1/2、同系統の連続率が約70%。パターンBは演出発生がおよそ1/5と静かな代わりに、同系統の連続率が約90%です。

鷹狩の正体型1型2型3
本物12.5%62.5%25.0%
ガセ25.0%0%75.0%

12G以上にわたって前兆が頻発してから鷹狩へ入る型2は、本物だけにある形です。滑らないリプレイ、白い姫が頻発、そのまま鷹狩なら期待できます。逆に前半がスカスカのまま鷹狩へ行く型3はガセも多い。

鷹狩中の「!」は5〜14Gあたりで出るほど期待でき、大紋より熱いと覚えていました。ただし残りRT、途中の強制放出、演出の継続で見え方は変わります。本物の鷹狩中に放出したなら次回Cが基本ですが、特殊制御が終わったあとまで演出だけ続き、そこで別契機により当たった場合まで一律にC確定とは言えません。

20Gの特殊制御は、40G以上を条件とするガセ鷹狩抽選の対象外です。それでも20G中に残りRTが射程へ入れば、本物の放出はあり得ます。また特殊制御へ入っても鷹狩ではなく高確率演出へ行くことがあり、そちらは鷹狩より弱めです。

ガセ前兆の抽選

残りRTが129G以上あるとき、ボーナス後や設定変更後の決まった地点でガセ前兆の抽選があります。当選しても、その地点ですぐ始まるとは限らず、0〜63Gの範囲で開始がずれます。

抽選地点モードAモードBモードC
33G50%70%35%
96G70%50%なし
369G70%35%なし
469G35%70%なし
769G70%35%なし
869G35%70%なし
1169G70%80%なし
1269G35%70%なし

この規定地点以外にもガセ前兆はあります。成立役を取りこぼす形のリプレイが契機で約1/243〜1/273とする説明と、ハズレの1/135とする説明が当時から並存しており、細部は決着していません。実戦では、ガセが終わったあとの「規定RTまで32G以上空く」という性質をヤメ時に使うほうが重要です。

同系統演出12種類

吉宗には、同じ系統の演出が続くことで前兆期待度を上げる見方があります。白い姫が続く、忍者が同じ小役へ続けて対応する、地震や風呂敷が重なる、といった連続です。忍者が二回続いて同じ役を持ってくる形はチャンスで、松やチェリーなら小役解除にも期待します。

当時「同系統演出は12種類」と数えられていましたが、全12種類の正式な名称と一対一の対応は私の手元でも完全には残っていません。分からないものを今さら十二個こしらえるより、判別に使える原則を残します。

BIG中の1G連と設定差

BIG中は青7または姫揃いなどの条件でBIGの1G連を獲得します。初当たりを含めて基本5連までですが、5連目のBIG中に新たな条件を満たせば、さらに1G連を追加できます。

条件確率・目安追加BIG
青7/姫シングル揃い約1/194.51個
青7/姫ダブル揃い約1/1361.82個
BIG中の完全ハズレ約1/21845.33個
2パン約1/531個
1パン約1/2172個
0パン約1/20003個
JAC中に俵が8回同じ押し順約1/2561個
JACハズレ約1/13111個

青7/姫揃いは、成立してから最大5Gの演出用RTを経て告知されることがあります。成立ゲームで即告知とは限りません。

BIG1回あたりの1G連獲得率は約20.7%。ナビを無視すると、獲得した1G連を失うことがあります。ストックが足りなければ条件を満たしても正常に放出できないため、八代将軍ランプの挙動だけで「壊れた」「裏だ」と即断せず、ストック不足も疑ってください。

吉宗・爺・姫の違い

おみくじの枚数は、1G連ありなら1枚40%・2枚50%・3枚10%、1G連なしなら1枚約83.3%・2枚約16.6%が目安です。枚数だけで1G連を確定できるわけではありません。

通常時の打ち方

左リールにチェリーを狙い、松が滑ってきたら中・右にも松を狙います。チェリーも松も解除契機があるため、通常時から取りこぼしを減らしてください。俵は押し順で揃える役ではなく、通常時は基本的にどこから押しても構いません。

チャンス目は、上段リプレイ・俵・リプレイ型など、内部ボーナス成立を察知する停止形として見ます。見慣れない出目が出たら、その後の演出まで観察します。

BIG中の打ち方とリプレイハズシ

液晶の押し順ナビに従って逆押しし、残り3GをJACINに回します。吉宗はナビがリプレイハズシ相当の手順を案内する設計なので、別の古典的ハズシ手順を勝手に足す必要はありません。青7/姫揃いの目押しに失敗しても俵が揃いますが、1G連獲得の告知は見落とさないように。

711枚タイプは、ナビ無視や早すぎるJACINで獲得枚数が落ちます。目押しに自信がないなら、通常時の左チェリーとBIG中のナビから覚えるのが現実的です。

闇スロ・ゲームセンターで使える知識

通常機を置く店なら、閉店前に特殊制御らしい滑りを確認してやめ、翌朝に同じ状態が続くかを見る方法があります。特殊制御は選ばれたゲーム数を消化する状態なので、正常な据え置きなら残りが続く可能性がある。設定変更や状態を触れば崩れます。

ただし改造個体、RM、店が回した台では意味がありません。前日のゲーム数表示が同じでも、中身まで同じとは限りません。

私がゲームセンターで見る順番はこうです。

  1. 異常な吉宗じゃないか。
  2. ボーナス履歴が通常の最大RTやゾーンと大きく矛盾していないか。
  3. 余りに稼働が少なく、ストック切れを疑う材料がないか。
  4. 朝一の演出が設定変更Aと噛み合うか。
  5. 特殊制御の滑りと演出が、20・40・60・80Gの仕組みで説明できるか。
  6. 説明できないなら、考えられる範囲での珍しい引き、RAMクリ、改造、故障の順に考える。

履歴だけでモードを断言しない。店員の「ノーマルです」を証明書だと思わない。逆に一回の妙な当たりだけで裏モノ扱いもしない。この三つを守るだけで、古台遊びの事故はかなり減ります。

要点だけ持ち帰るなら

数字を暗記するだけなら一晩でできます。数字がどの抽選を指し、何と混ぜてはいけないかまで理解して、ようやく吉宗を打つ準備ができたということになります。