どんな機種?
賞金首は、2003年4月にネットから出た4.5号機のAタイプ400+AT/STストック機。3枚掛け専用、5ライン、25パイ。テクモとのコラボ第2弾で、液晶の西部劇とデカダン役を前面に出した台です。約2ヶ月後には、ノーマルタイプの「ビリー・ザ・ビッグ(伝説の賞金首S)」が出ています。こちらも賞タイムを積んでいて、ST中のBIGは必ずスーパーBIG。
内部で成立したBIGとREGはいったんストックされ、最大247個まで貯まる。放出の中心はベルハット成立時のRT解除で、解除抽選に当選したベルハットを押し順正解で揃えると1〜5G前兆を経てボーナスが出てくる。完全ハズレ、ボーナス間3000G天井でも放出する。
この台で見るべきものは、ベルハット、デカダン、賞タイムの3つ。帽子を揃えないとボーナスが出てこないし、デカダンは賞タイムの入口にもBIG中の枚数にも関わる。液晶を眺める台ではなく、帽子とデカダンに殴られる台です。
ボーナス出現率・機械割
| 設定 | 実質BIG出現率 | 実質REG出現率 | 完全技術介入時シミュレーション値 |
|---|---|---|---|
| 1 | 1/351 | 1/885 | 100.3% |
| 2 | 1/333 | 1/839 | 103.4% |
| 3 | 1/325 | 1/820 | 105.2% |
| 4 | 1/315 | 1/795 | 107.7% |
| 5 | 1/268 | 1/675 | 114.6% |
| 6 | 1/229 | 1/576 | 129.3% |
内部BIG成立は全設定共通で1/240.94、内部REG成立も全設定共通で1/606.81。設定差は、内部成立そのものより放出されやすさと賞タイムの入り方に出る。
設定6は実質BIGが1/229、REGが1/576、賞タイムが1/194。完全技術介入時のシミュレーション値は129.3%まで跳ねる。数字だけ見ると景気がいいが、ちゃんとデカダンハズシを使い、賞タイムを取りこぼさず、ベルハット後を雑に捨てないことが前提になる。
| 設定 | 賞タイム出現率 | ベルハット解除抽選 | 解除当選率 | 実質通常RT解除 |
|---|---|---|---|---|
| 1 | 1/383 | 1/26.859 | 3.72% | 1/372.7 |
| 2 | 1/364 | 1/25.801 | 3.88% | 1/358.0 |
| 3 | 1/334 | 1/25.801 | 3.88% | 1/358.0 |
| 4 | 1/301 | 1/25.801 | 3.88% | 1/358.0 |
| 5 | 1/301 | 1/21.859 | 4.57% | 1/303.3 |
| 6 | 1/194 | 1/21.845 | 4.58% | 1/303.1 |
ベルハット解除抽選は、揃ったベルハット1回につき1回。設定1なら揃ったベルハットの3.72%、設定6なら4.58%で解除です。押し順を間違えて揃わなかったベルハットでは、解除抽選は受けられません。
押し順は6択で、ナビなしで揃うのは約1/13.87。実質通常RT解除の1/372.7〜1/303.1は、この揃い確率に解除抽選を掛けた、1Gあたりの放出率です。
放出の骨格
通常時は内部ボーナス成立後に3000PのRTへ入る。RT中はベルハット成立時に解除抽選を行い、当選したベルハットを揃えればボーナス放出が確定する。
| 契機 | 内容 |
|---|---|
| ベルハットRT解除 | 通常時の中心。解除抽選に当選したベルハットを押し順正解で揃えると1〜5G前兆。 |
| 完全ハズレ | 1/16384。成立時はストックがあれば放出。 |
| ボーナス間3000G | ストックがあれば天井で放出。ベルハット解除の方が現実的に先に来やすい。 |
| ストックなし救済 | ストックなしで解除ベルハットを揃えると、ボーナスではなく賞タイム単発に入る。 |
通常時に押し順ナビが出ることがあります。2種類あって、中身がまったく違います。
| ナビ | 出る条件 | 発生率(該当ベルハット1回あたり) | 出現率(1Gあたり) |
|---|---|---|---|
| プレミアチャンスナビ | 解除当選のベルハット成立時 | 設定1〜4 13/1000 設定5・6 12/1000 | 約1/4594 |
| 押し順ナビ | 解除非当選のベルハット成立時 | 全設定 5/1000 | 約1/482 |
プレミアチャンスナビは第1停止しかナビしません。残りは打ち手の勘で、揃えばボーナス放出。一度揃えると、以降は解除当選のベルハットが成立するたびにナビが出て、失敗するまで続きます。
押し順ナビの方は、ナビ通りに押してベルハットがハズれるとボーナスか賞タイム。こちらはベルハットが揃っても解除抽選はありません。
前兆中もボーナス抽選自体は行うが、RT解除抽選は行わない。放出されるボーナスはストックされた順番。ストック機の皮をかぶっているが、通常時にやることはかなり単純で、解除ベルハットを引いて、押し順を当てて、5G見る。
賞タイム
賞タイムは1セット30PのAT。6択12枚役のベルハットをナビし、純増は1Pあたり約2.7枚、1セット約81枚。賞タイム中は揃ったベルハットごとにボーナスの放出抽選が行われ、当選した分だけ放出されます。ボーナス後に賞タイムの残りゲーム数があれば再開します。
突入契機はデカダン絡みが中心。デカダンは4枚と6枚が同一フラグで、制御によってどちらが出るかが決まる。6枚で止まったときは賞タイム突入のチャンス大。チャンス目とスーパー激アツ目は、デカダン成立時の停止形の一部です。取りこぼしても賞タイム抽選は受けているが、停止形を見るならきっちり狙う。
| 契機 | 出現率(1Gあたり)・条件 | 賞タイム |
|---|---|---|
| スーパー激アツ目 | 1/5991。デカダン成立時の約1/73で出現 | 確定。連チャン期待度も高い |
| チャンス目 | 1/401.4。デカダン成立時の約1/4.9で出現 | 設定別に抽選。ストックなし時は確定 |
| レアリプレイ | 1/380.5。デカダンなしのチャンス目 | 設定別に抽選。ストックなし時は確定 |
| ストックなし解除ベルハット | ストックなし時に解除ベルハットを揃える | 単発 |
チャンス目かレアリプレイが出るたびに賞タイム抽選があり、当選率は設定1で1/11.49(8.7%)、設定6で1/4.16(24.0%)。出現1回あたりの数字で、ここがかなり素直な設定差になる。
| 設定 | チャンス目・レアリプレイ1回あたりの賞タイム当選率 | % |
|---|---|---|
| 1 | 1/11.49 | 8.7% |
| 2 | 1/10.52 | 9.5% |
| 3 | 1/9.09 | 11.0% |
| 4 | 1/7.69 | 13.0% |
| 5 | 1/7.69 | 13.0% |
| 6 | 1/4.16 | 24.0% |
ストックがあるときのチャンス目・レアリプレイ契機は、単発40%、2連25%、7連15%、10連9.5%。平均は約3.40連。スーパー激アツ目は2連50%、7連30%、10連15%で、平均約5.55連まで上がる。
| 連チャン数 | チャンス目・レアリプレイ | スーパー激アツ目 |
|---|---|---|
| 1回 | 40.0% | 0% |
| 2回 | 25.0% | 50.0% |
| 3回 | 5.0% | 0% |
| 5回 | 5.0% | 0% |
| 7回 | 15.0% | 30.0% |
| 10回 | 9.5% | 15.0% |
| 15回 | 0.3% | 3.0% |
| 25回 | 0.2% | 2.0% |
ストックがない状態では、チャンス目・レアリプレイで賞タイムが確定します。この場合は連チャン振り分けにも設定差が出る。共通部分は2回25%、3回5%、5回5%、15回0.3%、25回0.2%。設定6は1回が25%まで下がり、7回が30%まで上がる。
| 設定 | 1回 | 7回 | 10回 | 平均 |
|---|---|---|---|---|
| 1 | 54.5% | 5.0% | 5.0% | 2.39回 |
| 2 | 50.0% | 5.0% | 9.5% | 2.80回 |
| 3 | 48.0% | 7.0% | 9.5% | 2.91回 |
| 4 | 45.0% | 10.0% | 9.5% | 3.09回 |
| 5 | 35.0% | 20.0% | 9.5% | 3.69回 |
| 6 | 25.0% | 30.0% | 9.5% | 4.30回 |
ストックなし時のスーパー激アツ目は、ストックあり時と同じ振り分け。解除ベルハットを揃えた場合は単発確定です。
朝イチとST天井
設定変更後は75%でモーニング賞タイムが仕込まれる。発動ゲーム数は50G、100G、150G、200G、250G、300Gの均等振り分け。ボーナスを放出しても消えず、通常の賞タイム当選で消える。
モーニング賞タイムとST間2500G天井の賞タイムは、どちらも95%が単発、5%が7連。ST天井はボーナスを挟んでもリセットされないため、データを追うならボーナス間ではなく賞タイム間を見る。
設定変更判別は、対策されていなければ複数ある。
| 判別 | 見る場所 |
|---|---|
| MEDALS判別 | メダルを入れずクレジットOFF。通常は0、設定変更後は3になる。 |
| クレジット判別 | メダル手入れ後、クレジットOFFでランプを見る。通常は消灯、設定変更後は点灯する。 |
| 成立ライン判別 | 小役成立ラインランプが、設定変更後は消灯する。 |
| 液晶判別 | 設定変更後は荒野ステージから始まる。前日が荒野以外なら変更期待。 |
ホール側が対策していれば当然使えない。設定変更、電源、RAMクリアは別扱いなので、確定しているのは設定変更時のモーニング賞タイムと上の判別材料まで。
通常時の打ち方
通常時は左リール中段に、スイカ付き赤7を狙う。
- 左中段に赤7停止なら、中・右はフリー。
- 左下段にスイカ停止なら、中・右に白7を目安にスイカを狙う。
- 左上段付近にデカダンが止まったら、中・右もデカダンを狙う。
- デカダンが中段・下段に止まればスーパー激アツ目。
小役は全設定共通。通常時に数えるなら、設定差のあるベルハット解除や賞タイム突入の方を見る。3枚掛け専用なので、1枚掛け・2枚掛けを使う判別手順はこの台の本筋ではない。
| 役 | 確率・補足 |
|---|---|
| ベルハット内部成立 | 1/2.32 |
| ベルハット揃い | 1/13.87 |
| スイカ | 1/81.9 |
| デカダン | 1/81.92 |
| 4枚デカダン | 1/92.6 |
| 6枚デカダン | 1/707.8 |
| リプレイ | 1/7.29 |
ベルハットは押し順が合わないと揃わないので、通常時に揃うのは千円で数回程度です。
BIG中と賞タイム中の打ち方
BIG中は液晶の袋の色で成立役をナビする。
- 黄色袋はベルハット。フリー打ちでよい。
- 緑袋はスイカ。全リールに白7を目安にスイカを狙う。
- 黒袋はJAC IN。右、中と逆押しし、左リールにデカダンを枠内に狙う。デカダンは2コマしかないので、ビタ押し並みの目押しがいります。中・右を適当に止め、リプレイを中段にテンパイさせてから左枠内に白7かデカダンを狙う手順もあります。
- デカダンでJAC INを外せば、ハズシついでに9枚を取れる。
- デカダンが不安なら左に白7を狙ってJAC INだけ外す。
- 残り10PからはJAC IN優先。
平均獲得は白7ハズシで約376.1枚、デカダンハズシで約410.6枚。約373枚、約406枚とする解析もあります。
| BIG中の役 | 確率 |
|---|---|
| ベルハット(6枚) | 1/1.56 |
| スイカ(10枚) | 1/32.77 |
| JAC IN | 1/3.64 |
| ハズレ | 1/18.53 |
デカダン9枚は、JAC INをデカダンでハズしたときだけ出ます。JACハズレを1/1024とする解析もあります。 ここを捨てるとこの台の景気のいい機械割はかなり遠くなる。賞金首で賞金を取りに行くなら、黒袋で逃げないこと。
賞タイム中は押し順ナビに従う。小役対応キャラが出たときだけ役を狙う。
| キャラ | 対応役 | 打ち方 |
|---|---|---|
| ブルー・キッド | リプレイ | フリー打ち |
| チリ | スイカ | 白7を目安にスイカ狙い |
| ピンキー | デカダン | デカダンの下部分を上段に狙う |
設定を見る場所
内部ボーナス確率と通常時小役は全設定共通。設定を見るなら、実質出現率、ベルハット解除、チャンス目・レアリプレイからの賞タイム突入、ストックなし時の賞タイム連チャン振り分けを見る。
特に設定6は賞タイムが1/194、チャンス目・レアリプレイからの賞タイム突入が1/4.16。低設定と違って、デカダン絡みのチャンスをかなり拾ってくる。設定5もベルハット解除は設定6並みだが、賞タイム突入は設定4と同じ1/7.69なので、そこを雑に見ない。
ただし、ストックなし時の連チャン振り分けは、外から狙って判別する材料にはしにくい。ストックがないかどうかを打ち手側で任意に見抜ける前提ではなく、設定推測の補助として扱う。
天井とヤメ時
ボーナス天井はボーナス間3000G。賞タイム天井は賞タイム間2500Gで、途中のボーナスではリセットされない。実戦で拾うなら、まず見るのは賞タイム間2500Gに近い台。ボーナス間3000Gは、ベルハット解除が先に来やすく、狙い目の主役にはしにくい。
ヤメ時は、通常時にベルハットが揃ったあと5G。解除ベルハットなら1〜5G前兆で出てくるので、5G回して放出がなければいつヤメてもOKです。賞タイム後だけは潜伏の可能性があるので、液晶演出も見ておく。
賞タイム後は液晶の潜伏も確認する。何もない通常状態で、ベルハット後の前兆確認も終わっているなら深追いしない。賞金首は「いつか賞金が出るはず」と言って追いかける台ではなく、帽子とST間ゲーム数に根拠があるときだけ触る台です。
演出メモ
液晶は賞タイムやボーナス期待度を見せるためのもの。荒野ステージ、街ステージ、決闘演出、デカダン図柄、キャラ対応小役を押さえておけば、演出の丸暗記はいらない。
| 演出 | 中身 |
|---|---|
| 決闘演出 | 撃つタイミングが遅いほど期待。スイカ・デカダン対応もあるので小役を狙う。 |
| 馬車告知 | 投げ縄で捕らえた絵柄が対応役。2台告知は1台より期待度が高い。 |
| ステージ移行 | 同じステージへの移行や、バーボン・バンク・ゴーストの3ステージを行き来すると期待。 |
| ヴェガスいななき | 馬が立ち上がって小役なら基本発展なし。発展して背景が赤なら期待。 |
| 対決演出 | 列車強盗・馬車・BARで敵キャラと対決、最大4G。倒せばボーナスか賞タイム。撃たれると負けだが、クリス出現で再対決(確定ではない)。 |
| サウンド | ムチの音や「!!」は小役かボーナス。スイカ・デカダン対応。 |
対決演出で賞金首を倒して賞タイムに入ったときは、倒した相手で連チャンの目安が変わります。チリで約2連、カーネルで3連、ピンキーで5連、ビリーなら10連以上。
デカダン絡みは賞タイムの入口。スーパー激アツ目は賞タイム確定。通常時に派手な演出が来たら、左スイカ付き赤7だけで終わらせず、デカダン停止形まで見る。
これだけは覚えておこう
賞金首は、内部ボーナスをストックして、ベルハットでRT解除し、デカダンで賞タイムとBIG中枚数を取りに行く台。設定差は内部成立ではなく、実質放出、ベルハット解除、賞タイム突入にある。
減算値判別や小役カウンタへ寄せる台ではない。3枚掛け専用で、通常時小役も全設定共通。打ち手が勝敗を変えられる場所は、ベルハット後の前兆確認、賞タイム間2500G、設定変更後のモーニング、BIG中のデカダンハズシ。この4つです。