ハットリくんの後継機というか、5号機前だから出しちゃうか的な4.7号機な台
忍者ハットリくんっていう台があるんですけど、それの親戚です。ちょっと弱くなった親戚です。私の倉庫にも現物があり、液晶で泣いている本人よりこちらの方が事情をよく知っております。たぶん。
2006年8月21日導入、大一商会の25パイ・3枚掛け専用・5ライン、Type-A400の4.7号機ストック機。販売名は「忍者シンゾウくん」、機種データ上の表記は「シンゾウくん」、型式名は「ニンジャハットリクン3」です。
前作の基本ゲームを受け継ぎ、RTテーブルと通常解除を組み直した末期4号機です。ボーナス後128Gまでの強さ、リプレイ3連、忍忍チャンス、最大10Gの前兆はそのまま。
内部ボーナスとストック
内部ではBIGとREGを別々に抽選し、両方を合わせて最大256個までストックします。内部成立の合成は設定1で約1/122.27、設定2〜5で約1/121.36、設定6で約1/120.47。おそ松くんでも説明した通り、この筐体は登場から20年が過ぎストック切れを本当に起こしやすいので、付き合い方だけ注意してください。
設定1合成 約1/122.27
- 内部BIG成立確率
- 1/244.54
- 内部REG成立確率
- 1/244.54
- 内部成立合成・計算値
- 約1/122.27
設定2合成 約1/121.36
- 内部BIG成立確率
- 1/240.94
- 内部REG成立確率
- 1/244.54
- 内部成立合成・計算値
- 約1/121.36
設定3合成 約1/121.36
- 内部BIG成立確率
- 1/240.94
- 内部REG成立確率
- 1/244.54
- 内部成立合成・計算値
- 約1/121.36
設定4合成 約1/121.36
- 内部BIG成立確率
- 1/240.94
- 内部REG成立確率
- 1/244.54
- 内部成立合成・計算値
- 約1/121.36
設定5合成 約1/121.36
- 内部BIG成立確率
- 1/240.94
- 内部REG成立確率
- 1/244.54
- 内部成立合成・計算値
- 約1/121.36
設定6合成 約1/120.47
- 内部BIG成立確率
- 1/240.94
- 内部REG成立確率
- 1/240.94
- 内部成立合成・計算値
- 約1/120.47
BIG・REG合計で最大256個までストック。放出時の振り分けはBIG 60.94%、REG 39.06%。
放出されたボーナスの振り分けはBIG60.94%・REG39.06%。内部成立確率はBIGとREGがほぼ同じですが、実際に表へ出る比率は別に決まります。ストックはBIGとREGをほぼ1対1で貯めますが、放出はBIGの方が多い。すなわちストックがなくなるなら、最後にはREGが残りやすいです。しかしREGが多いからといってストック切れを疑うってのも変な話です。REG10連くらいしてから店員にキレ散らかす準備をしましょう。
実質ボーナスと機械割
- BIG実質放出率(解析シミュレート値)
- 1/311
- REG実質放出率(解析シミュレート値)
- 1/477
- 機械割(解析シミュレート値)
- 94.29%
- BIG実質放出率(解析シミュレート値)
- 1/285
- REG実質放出率(解析シミュレート値)
- 1/444
- 機械割(解析シミュレート値)
- 98.6%
- BIG実質放出率(解析シミュレート値)
- 1/274
- REG実質放出率(解析シミュレート値)
- 1/425
- 機械割(解析シミュレート値)
- 100.69%
- BIG実質放出率(解析シミュレート値)
- 1/252
- REG実質放出率(解析シミュレート値)
- 1/393
- 機械割(解析シミュレート値)
- 105.39%
- BIG実質放出率(解析シミュレート値)
- 1/234
- REG実質放出率(解析シミュレート値)
- 1/362
- 機械割(解析シミュレート値)
- 109.99%
- BIG実質放出率(解析シミュレート値)
- 1/209
- REG実質放出率(解析シミュレート値)
- 1/322
- 機械割(解析シミュレート値)
- 117.79%
この表はメーカー公表値ではなく、当時の解析シミュレート値です。BIG・REGは内部成立確率ではなく、実際に放出されたボーナスの実質出現率。
設定1は実質BIG1/311・REG1/477で機械割94.29%。設定6は1/209・1/322で117.79%。特に打ち始めを意識せずヤメ時も意識せず、ストックはほぼあるものと仮定したシミュレーションでこんな数字になります。
ボーナス放出契機
放出の中心は次の5系統です。
- 規定RTの消化
- 忍忍チャンス中の解除抽選
- リプレイ3連時の解除抽選
- リプレイ4連
- 通常時の強制解除
忍忍チャンス中の解除とリプレイ4連は即放出。規定RT、リプレイ3連、通常時の強制解除は最大10Gの前兆を通ります。ほかに、揃わないリプレイ、チェリー、純ハズレも放出契機になります。
設定1リプ3 1/4.27
- リプレイ3連時の解除抽選
- 1/4.27
- 通常時の強制解除
- 1/5,100
- 純ハズレ出現率
- 1/5,461.33
設定2リプ3 1/3.66
- リプレイ3連時の解除抽選
- 1/3.66
- 通常時の強制解除
- 1/2,074
- 純ハズレ出現率
- 1/8,192
設定3リプ3 1/3.2
- リプレイ3連時の解除抽選
- 1/3.2
- 通常時の強制解除
- 1/1,638
- 純ハズレ出現率
- 1/8,192
設定4リプ3 1/2.78
- リプレイ3連時の解除抽選
- 1/2.78
- 通常時の強制解除
- 1/1,058
- 純ハズレ出現率
- 1/8,192
設定5リプ3 1/2.42
- リプレイ3連時の解除抽選
- 1/2.42
- 通常時の強制解除
- 1/766
- 純ハズレ出現率
- 1/8,192
設定6リプ3 1/2.21
- リプレイ3連時の解除抽選
- 1/2.21
- 通常時の強制解除
- 1/503
- 純ハズレ出現率
- 1/16,384
設定差の本丸はリプレイ3連時の解除抽選と通常時の強制解除。リプレイ3連は設定1の1/4.27から設定6の1/2.21、通常強制解除は1/5100から1/503まで変わります。後者は設定6で大幅に軽くなりますが、見た目だけで規定RT解除と切り分けるのは困難です。
純ハズレ出現率は設定1の1/5461.33、設定2〜5の1/8192、設定6の1/16384。高設定ほど出やすい役ではありません。珍しいものを引けば全部設定6だと思う宗教は、この機種では早々に解散してください。
RT・天井・前兆
RT振り分けは全設定共通で、別モードによる表の切り替えはありません。
| RTゲーム数 | 選択率 |
|---|---|
| 1〜64G | 29.75% |
| 65〜128G | 20.6% |
| 129〜192G | 0.31% |
| 193〜256G | 4.58% |
| 257〜384G | 0.31% |
| 385〜512G | 7.63% |
| 513〜640G | 0.31% |
| 641〜768G | 4.58% |
| 769〜896G | 0.31% |
| 897〜1024G | 6.1% |
| 1025〜1088G | 0.31% |
| 1089〜1120G | 0.31% |
| 1121G | 0% |
| 1122〜1249G | 9.16% |
| 1250〜1377G | 6.1% |
| 1378〜1505G | 9.67% |
1〜128G合計50.35%
- 1〜64G
- 29.75%
- 65〜128G
- 20.6%
129〜768G中間帯
- 129〜192G
- 0.31%
- 193〜256G
- 4.58%
- 257〜384G
- 0.31%
- 385〜512G
- 7.63%
- 513〜640G
- 0.31%
- 641〜768G
- 4.58%
769〜1121G1121Gは0%
- 769〜896G
- 0.31%
- 897〜1024G
- 6.1%
- 1025〜1088G
- 0.31%
- 1089〜1120G
- 0.31%
- 1121G
- 0%
1122〜1505G合計24.93%
- 1122〜1249G
- 9.16%
- 1250〜1377G
- 6.1%
- 1378〜1505G
- 9.67%
全設定共通。平均505.35G、RT選択上限1505G。最大10Gの前兆を含む最終放出は1515G。
1〜64Gが29.75%、65〜128Gが20.60%で、128Gまでに50.35%。最大10Gの前兆を足すと、ボーナス後の強い区間は138Gまでです。
中間にも193〜256Gが4.58%、385〜512Gが7.63%、641〜768Gが4.58%、897〜1024Gが6.10%と山があります。1121Gだけは選択率0%。その直後の1122〜1505Gへ24.93%をまとめて突っ込みます。1121Gだけ当たらない理由は本当によくわかりません。
忍忍チャンス
通常時に巻物が成立し、その次ゲームでベルが成立すると忍忍チャンスへ入ります。巻物1/20とベル1/10.92から見た突入目安は約1/218。すでに前兆中なら入りません。
忍忍チャンスは入らない方が偉いという、なんとも不思議なアレでございます。
忍忍チャンス継続ゲーム数平均10.41G
- 6G
- 11.72%
- 8G
- 27.34%
- 10G
- 31.25%
- 12G
- 15.63%
- 14G
- 5.47%
- 16G
- 3.91%
- 18G
- 2.34%
- 20G
- 1.56%
- 50G
- 0.78%
内部NC中は巻物成立時の1/2、ベル成立時の1/4.37で解除。平均継続は10.41Gです。ただし液晶のNC表示と内部状態は前後へズレることがあり、液晶だけ先に終わる場合も、液晶だけ残る場合もあります。突入後は20Gを基準に追うのが実戦手順です。
通常時に巻物→ベルと成立したのにNCへ入らなければ、前兆またはボーナス確定。入らない方が偉いという、入社試験なら人事が倒れる仕組みです。
小役確率と通常時の打ち方
- リプレイ
- 1/7.237
- 角チェリー(6枚)
- 1/128
- 巻物(4枚)
- 1/20
- ベル(8枚)
- 1/10.92
1000円あたり約31.13G
- JAC IN(2枚)
- 1/4
- 角チェリー(6枚)
- 1/204.8
- 巻物(4枚)
- 1/1,638.4
- ベル(10枚)
- 1/2.26
- ハズレ
- 1/3.31
- JACハズレ
- 1/16,384
通常時は次の手順だけで足ります。
- 左リール中段〜枠下に16番のBARを狙う
- 中リールは適当打ち
- 左・中で巻物がテンパイしたときだけ右リールにも巻物を狙う
チェリーは演出なしでも出るため、左のBAR狙いは毎ゲーム。1000円あたりの平均は31.13Gです。
BIG中の打ち方
BIG中は液晶で成立役をナビしません。1・2回目の小役ゲームは順押しで消化し、3回目から変則押しでリプレイをハズします。
- 右リールを適当打ち
- 中リールを適当打ち
- ベルが下段テンパイなら左にチェリーを狙う
- ベルが中段テンパイなら左は適当打ち
- 残り12Gから最終JAC INを優先する
変則押しした時点でリプレイハズシは完了。平均獲得はハズシなし369.99枚、ハズシあり378.51枚で、差は約8.52枚です。順押し放置だと少しもったいないので、一応気になるならオートじゃない方がよろしいかとおもいます。
演出・確定演出
通常画面の主な演出はキャラ出現、矢文、鳴子。鳴子ではシンゾウがチェリー、ケムマキが巻物に対応し、ジッポウやメカ忍者なら期待度が上がります。演出が繰り返されれば前兆への期待も上昇します。
連続演出は獅子丸の穴掘り・追っかけ、シンゾウの手裏剣、ツバメ、ケムマキ・影千代、パチンコ演出など。
- 獅子丸の穴掘りで小役矛盾はボーナス確定
- 獅子丸の追っかけでちくわ獲得はボーナス確定
- ツバメの最終画面にボーナス図柄なら確定
- ケムマキ・影千代演出の成功は確定
- パチンコ演出で図柄が揃えば対応役、何も揃わなければハズレ
NC中はカラス6羽、UFO3機、虹が小役成立の強い合図。次ゲームは影走りへ移ります。通常時の巻物→ベル不突入も含め、液晶の派手さより対応役の矛盾を見る台です。
設定判別
優先順位はこうなります。
- リプレイ3連到達回数を母数にした解除回数
- 実質BIG・REG出現率
- 通常時の強制解除らしい当たり方
リプレイ3連の母数は総ゲーム数ではなく、3連まで到達した回数です。4連は即放出、ほかの解除契機との重複もあるため、結果だけで全部をリプレイ3連解除へ計上しないこと。
RT振り分けとNC数値は全設定共通、主要小役にも設定差がありません。純ハズレはむしろ低設定ほど軽い。
通常強制解除は設定差こそ大きいものの、規定RTや前兆との見分けが難しいため、設定判別ツールは置いていません。母数を正しく取れない計算機は、電卓の形をした占いです。
狙い目とヤメ時
最初の狙い目はボーナス後0〜128Gと最大10Gの前兆。ここにRTの50.35%があります。138Gを抜けた後の中間帯は山が散っており、次の強い塊は1122〜1505Gです。
浅いゲーム数から中間の山を全部追うと、山登りというより道路脇の植え込みを一つずつ確認する人になります。深い台を選べるなら1122G以降、そうでなければボーナス後138Gを区切りにする。NCへ入った場合は内部と液晶のズレを考え、突入から20Gを消化します。
設定変更時はRTが再選択されますので、設定変更時は打てます。打って下さい。
忍者ハットリくんとの共通点・相違点
共通するのは、3枚掛け・5ラインのType-A400、合計256個のストック、BIG60.94%・REG39.06%、内部ボーナス、小役、忍忍チャンスの仕組みです。だから「親戚」「後継機」という説明はそのままで合っています。
違うのは世代とRT・通常解除。ハットリくんは2005年3月の4.5号機、シンゾウくんは2006年8月の4.7号機です。RT平均はハットリくん528.92Gに対してシンゾウくん505.35G、選択上限も1536Gから1505Gへ短縮。当時は通常解除率を前作より約20%高めた機種として紹介されました。
- シンゾウくん
- 94.29%
- ハットリくん
- 94.93%
- シンゾウくん
- 98.6%
- ハットリくん
- 97.41%
- シンゾウくん
- 100.69%
- ハットリくん
- 100.23%
- シンゾウくん
- 105.39%
- ハットリくん
- 104.62%
- シンゾウくん
- 109.99%
- ハットリくん
- 109.3%
- シンゾウくん
- 117.79%
- ハットリくん
- 117.89%
解析シミュレート機械割で前作を下回るのは設定1と6、上回るのは設定2〜5。「ちょっと弱くなった親戚」は私の雑な印象であって、全設定の数字が一律に弱いわけではありません。設定6だけ0.10ポイント下げ、設定2〜5を少し持ち上げたのに、4.7号機末期の再調整品という空気が全部を弱そうに見せています。人間も台も、登場時期でだいぶ損をします。
ゲームセンターで今打つなら
役立つ注意は三つです。
- BIGへ入ったらオートプレイを止め、3回目の小役ゲームから右押しのリプレイハズシを行う
- NC突入後は液晶終了だけで席を立たず、突入から20Gを消化する
- 設定変更が確定している(前日ボーナス中閉店など)朝一は打って下さい
2日間、通電しないだけでストックが切れちゃうような台が令和の今本当に多いです。この時代のパチスロは25年後も正しく遊べることを前提として作られていません。令和にiPhone3GSが壊れた!ってAppleStoreに言ったらどんな顔されるかを考えてから、諸々の挙動に文句を言うようにしてください。