基本仕様
- 正式名称・型式名:キングオブファイア
- 製造元:アリストクラートテクノロジーズ
- 販売:三洋物産
- 導入:2001年3月
- 区分:4号機・Aタイプ・ツインBIG
アリストクラートの新規参入機「トリプルシューター2」に続く第2弾。知らんかったけど、販売はパチンコメーカーの三洋物産が担当していたらしい。
BIGとREGを自力で引く純粋なAタイプで、ストック・モード・天井はない。ディスクアップのようなARもない。その代わり、BIGもREGもディスクアップよりかなり軽くなっている。
ボーナス確率・機械割
| 設定 | BIG確率 | REG確率 | 公表機械割 |
|---|---|---|---|
| 1 | 1/336.1 | 1/873.8 | 94.8% |
| 2 | 1/312.1 | 1/851.1 | 98% |
| 3 | 1/297.9 | 1/819.2 | 100.2% |
| 4 | 1/287.4 | 1/728.2 | 103.1% |
| 5 | 1/273.1 | 1/655.4 | 106.3% |
| 6 | 1/238.3 | 1/478.4 | 116% |
設定6はBIGが1/238.3、REGが1/478.4、合算が約1/159.1。設定1の約1/242.7に対し、REGは約1.83倍、BIGは約1.41倍まで上がる。どちらも判別材料だが、特にREGの伸びが大きい。
通常時の3色10枚役、スイカ、チェリー、リプレイについて、全設定の確率と50枚あたりの回転数は詳細不明。リール配列と制御が同じだからといって、ディスクアップの小役確率まで借りてはいけない。
3色7と3種類の10枚役
赤7・青7・黒7の3種類のBIG絵柄があり、それぞれが通常時の10枚役「7・王冠・王冠」の頭にもなっている。BIG中は同じ組み合わせが15枚役になる。
BIGは同色7揃い。REGは「赤7・赤7・黒7」か「青7・青7・黒7」の2通りで、入賞時の払い出しは1枚。通常時はほかにスイカ揃いが15枚、チェリーが2枚。
左のアシストランプが点いたら、示された色の7を左リールに狙う。中・右は王冠を狙えば対応する10枚役を取れる。通常時のナビは割とハズれるが、ナビハズレからボーナスを察知できることもある。変則押しなら成立役を早い段階で絞れる。
そうですかそうですか、3種類の7と、それを頭にした3種類の10枚役ですか。
要はディスクアップです。
ただし「見た目が似ている」程度ではない。リール配列と基本のリール制御を共用した兄弟機である。だからリーチ目の土台も同じ。しかし、キングオブファイアにはARがなく、通常時の10枚役ナビ、独自のドット演出、BIG入賞後のハイパー/ノーマル抽選がゲーム性の違いになる。
ノーマルBIGとハイパーBIG
どの色の7を揃えても、入賞後に右のドットでルーレットが始まる。7停止ならハイパーBIG、チェリー停止ならノーマルBIG。振り分けはハイパー6:ノーマル4で、販促資料の表現ならハイパー突入率は約60%。チェリー3連や卵対チェリーなど、ルーレットの並びによってもハイパー期待度が変わる。
- ハイパーBIG:3色15枚役を完全ナビ。ナビ通りに取ればよく、500枚突破も狙える。
- ノーマルBIG:15枚役は原則3択。技術介入で2択、まれに1択まで絞れる。
「500枚突破」はハイパーの到達例で、平均500枚という意味ではない。HBB・NBBそれぞれの平均獲得枚数は詳細不明。特にNBBは15枚役の自力正解と技術介入精度で大きくブレる。
BIG中の打ち方
ハイパーBIG
小役ゲーム1・2回目は、左のアシストランプが示した色の7を左へ狙い、中・右はフリー打ち。3回目はリプレイハズシへ移る。
ノーマルBIGの15枚役
ビタ押しに自信があるなら、15枚役成立時に中押しで「リプ・王冠・王冠」を枠内へビタ、つまり2連王冠の下にある青7を枠下へ押す。成功すればアシストランプが必ず2択になり、さらに成功時の約1/16で1択へ昇格する。1/16が2択なのではなく、ビタ成功で2択、そのうち約1/16が1択である。
ビタが厳しければ、中押しで赤7を枠内に狙う。3コマの余裕があり、成功時の50%で3択が2択になる。ディスクアップにはなかった、お手軽アシストである。
どちらも失敗しただけで15枚役が消えるわけではない。最後は残った3択または2択から、アシストランプが示す色の7を左上段へ狙う。1回目の小役ゲームで純増がマイナスになると、15枚役をナビする救済もある。
リプレイハズシ
- 中段受け:左リール枠内に黒7。7コマの余裕があり簡単。
- 下段受け:赤7を下段、青7を上段、黒7を中段のいずれかへビタ押し。
停止形によっては準備目を作り、次ゲームをカラ回しして外すこともできる。JAC INへ切り替える目安は、ノーマルBIGが残り10G、ハイパーBIGが残り7GからでOK。
通常時の打ち方とボーナス察知
通常時は、左リールの好きな7付近を狙って小役をフォローする。10枚役ナビが出たら前述の通り、対応色の7を左、王冠を中・右に狙う。スイカは順押しならドットか消灯を必ず伴うため、演出なしで「スイカorボーナス」の形になればボーナス。変則押しは例外である。
全リール停止後のバックランプには、ドットと連動する9種類の点滅パターンがある。ドットなしでも停止ごとの消灯は発生し、第1停止から第3停止まで消灯が続けば99.9%でBIGかREG。そこまで行って外れる残り0.1%を引いたら、たぶん台より自分の運を疑った方がいい。
10枚役ナビとドットの組み合わせにも意味がある。
- ナビ+卵:10枚役、チェリー、リプレイ、スイカ、ボーナス
- ナビ+キャラ:チェリー、スイカ、ボーナス
- ナビした10枚役がハズレ:ボーナス察知の好機
変則押しでは右リール下段スイカ停止がREGの合図。ディスクアップよりREGを目にする機会が多いので、同じ形からバケが出てくるとちょっと変な気持ちになる。
ディスクアップと同じところ、違うところ
同じなのはリール配列、基本制御、3色7、ツインBIG、そしてリーチ目の骨格。左「スイカ・リプレイ・スイカ」の小役ハズレ、左「王冠・王冠・青7」のハズレ、「リプレイ・王冠・王冠」からの2確など、どの7付近にもアツい目がある。スベリやドットが絡むと、普段は小役との両天秤になる形が順押し2確、ハサミ2確、中押し1確へ化ける。
違うのは、ARがないこと、BIG入賞後に6:4でHBB/NBBを決めること、通常時にも10枚役ナビが出ること、NBBに3コマ余裕の簡単アシストがあること。リーチ目を共有していても、演出の役割と出玉の作り方は別物である。
元がディスクなだけあって、さすがに面白いわけです。しかも演出がディスクより明確。ディスクの演出は慣れてるから分かるけど、本来ならあんなの意味分からんですって。
もしディスクを打ったことがなくてKOFを初めて打つ人がいたら、色々教えてあげたい。絶対にいないけど。今どこで打つんだよ。
ドット演出
卵やモンスターは基本的に小役対応キャラで、対応役がハズれればボーナスに期待。幼生から成体へ進化すれば期待度も上がる。卵はノーマルとひび割れの2種類。
- 幼ドルバコ:リプレイ・チェリー・スイカ
- 幼デメリッチ:リプレイ・チェリー・スイカ
- 幼ゲキアツ:リプレイ・スイカ
- 成ドルバコ:チェリー・スイカ
- 成デメリッチ:リプレイ・チェリー・スイカ。期待度高め
- 成ゲキアツ:BIG・REG共通のボーナス確定
- コクチメタル:小役非対応。幼生から成体へ変わればボーナス確定
単純な期待度順に並べるより、何の小役に対応しているかで見た方がよい。幼ゲキアツならチェリー否定、成ドルバコならリプレイ否定が一段アツくなる。
しかし名前のセンス、ヤバ過ぎるわ。絶対オーストラリア人と酒飲みながら作っただろこれ。
設定判別と立ち回り
判別は通常時総ゲーム数に対するBIGとREGの両方を見る。ハイパー/ノーマルの6:4や15枚役ナビは設定差として使わない。通常時小役にも確定した設定別数値がないため、ベルカウンター代わりに10枚役を入力するものではない。
設定1から5までは段階的に軽くなり、設定6だけBIG 1/238.3・REG 1/478.4・機械割116.0%と別格。短時間のBIG先行だけで決めず、設定差の大きいREGと合算約1/159.1が伴うかを見る。
天井もゾーンもないので、ゲーム数だけを理由に追う立ち回りはない。ボーナス後も高設定根拠がなければいつヤメてもよい。狙うならボーナス履歴の強い台を打ち、BIG・REGを合算して下のツールで確認する。
参考資料
設定判別ツールα
入力するのは通常時総ゲーム数、BIG回数、REG回数。BIG中のゲームやHBB/NBBの内訳は入れない。
誰がこんなの使ってくれるんですか。もし使ってくれたらTwitterでDMください。仲良くなれそうです。
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