どんな台?
20インチのドーナツビジョンでガメラを大きく見せた、2004年3月導入のロデオ製4.5号機。
BIGはJAC持ち越し付きの大量獲得、REGも搭載。見た目はガメラの延長ですが、中身は純ハズレと小役連続でRT式モードを動かすストック機です。
ボーナスは内部成立でBIG・REG別々にストックされ、RT消化や純ハズレをきっかけに放出されます。これを見て「あぁーガメラ懐かしいなー!」とか言ってるYouTuberは全員信用できないので気をつけて下さい。この機種をガメラと呼んだ人はあの時代にはいませんでした。
当時はストックを飛ばすホールが多く、HGVはそこを逆手に取るように、ストックが空なら初ストックを早く出す方向の設計でした。消されたら終わり、ではなく、消された方が妙に当たる。大量獲得機でそれをやるから、余計に攻撃的でした。ボッタ店殺しです、素晴らしいです。
基本仕様
- 2004年3月導入
- ロデオブランド、製造サミー、販売フィールズ
- 4.5号機、A-ST・RT式ストック機
- 3枚掛け専用、5ライン
- 25パイメダル
- BIGとREGを搭載
- BIGは順押し/逆押しナビ付きのJAC持ち越し大量獲得
実質ボーナス出現率と機械割
| 項目 | 設定1 | 設定2 | 設定3 | 設定4 | 設定5 | 設定6 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 実質BIG | 1/48 | 1/45 | 1/423 | 1/405 | 1/391 | 1/381 |
| 実質REG | 1/72 | 1/675 | 1/634 | 1/608 | 1/587 | 1/572 |
| 実質合成 | 1/288 | 1/27 | 1/253 | 1/243 | 1/234 | 1/228 |
| 機械割目安 | 99.1% | 102.6% | 106.1% | 108.6% | 110.8% | 112.5% |
- 実質BIG
- 1/48
- 実質REG
- 1/72
- 実質合成
- 1/288
- 機械割目安
- 99.1%
- 実質BIG
- 1/45
- 実質REG
- 1/675
- 実質合成
- 1/27
- 機械割目安
- 102.6%
- 実質BIG
- 1/423
- 実質REG
- 1/634
- 実質合成
- 1/253
- 機械割目安
- 106.1%
- 実質BIG
- 1/405
- 実質REG
- 1/608
- 実質合成
- 1/243
- 機械割目安
- 108.6%
- 実質BIG
- 1/391
- 実質REG
- 1/587
- 実質合成
- 1/234
- 機械割目安
- 110.8%
- 実質BIG
- 1/381
- 実質REG
- 1/572
- 実質合成
- 1/228
- 機械割目安
- 112.5%
実質出現率は設定1のBIG 1/480・REG 1/720から、設定6のBIG 1/381・REG 1/572まで。合成は設定1で1/288、設定6で1/228です。
設定差はありますが、旧ガメラ系のBIG中ハズレ判別で台が白黒つくタイプではありません。HGVの判別は、通常モードにいる間の純ハズレからどれだけ早く当たるかを見る方向になります。
内部成立とストック
| 項目 | 設定1 | 設定2 | 設定3 | 設定4 | 設定5 | 設定6 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 内部BIG成立確率 | 1/242.73 | 1/241.83 | 1/240.94 | 1/240.06 | 1/239.18 | 1/238.31 |
| 内部REG成立確率 | 1/496.48 | 1/492.75 | 1/489.07 | 1/485.45 | 1/481.88 | 1/478.37 |
- 内部BIG成立確率
- 1/242.73
- 内部REG成立確率
- 1/496.48
- 内部BIG成立確率
- 1/241.83
- 内部REG成立確率
- 1/492.75
- 内部BIG成立確率
- 1/240.94
- 内部REG成立確率
- 1/489.07
- 内部BIG成立確率
- 1/240.06
- 内部REG成立確率
- 1/485.45
- 内部BIG成立確率
- 1/239.18
- 内部REG成立確率
- 1/481.88
- 内部BIG成立確率
- 1/238.31
- 内部REG成立確率
- 1/478.37
内部成立したBIG・REGはそれぞれ最大255個までストックできます。放出時の振り分けはBIG:REGが3:2。つまりストックの中身そのものより、放出契機を踏んだときの振り分けでBIG/REGが決まるタイプです。
天井はストックがある前提で働きます。現存ゲームセンターで長く眠っていた個体や、履歴が薄い台を触るときは、ボーナス間ゲーム数だけを信じ切らない方がよろしいかとおもいます。
ただし、ストックが空のHGVを単純な死に台扱いするのも違います。ストックを飛ばされた方が出やすいという当時の回顧があり、私の記憶もそちらです。
旧BBSにも、ストック消滅状態から初ストック後222G級で当たった実機談が残っています。連チャンは弱くなるが、初当たりは軽く見えることがある台として分けて見た方がよろしいかとおもいます。
RT式モード
通常は通常モードにいて、純ハズレや小役連続で連チャンモード、前兆モード、放出モードへ進みます。連チャンモード中はチャンス目が増え、最大198Gで放出。そこから放出したときだけ約40.2%で連チャンモードへ戻ります。
非連チャン経由で放出した後は、基本的に通常モードへ戻ります。だからBIGが大きく、液晶が派手でも、連チャン性能だけを期待して追う台ではありません。
純ハズレ確率
| モード | 設定1 | 設定2 | 設定3 | 設定4 | 設定5 | 設定6 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 通常モード | 1/448.88 | 1/402.06 | 1/362.08 | 1/337.81 | 1/318.14 | 1/304.82 |
| 連チャンモード | 1/34.97 | 1/35.01 | 1/35.05 | 1/35.08 | 1/35.12 | 1/35.16 |
| ロング前兆モード | 1/14.27 | 1/14.27 | 1/14.28 | 1/14.28 | 1/14.29 | 1/14.3 |
| ショート前兆モード | 1/451.9 | 1/404.5 | 1/364 | 1/339.5 | 1/319.6 | 1/306.2 |
- 通常モード
- 1/448.88
- 連チャンモード
- 1/34.97
- ロング前兆モード
- 1/14.27
- ショート前兆モード
- 1/451.9
- 通常モード
- 1/402.06
- 連チャンモード
- 1/35.01
- ロング前兆モード
- 1/14.27
- ショート前兆モード
- 1/404.5
- 通常モード
- 1/362.08
- 連チャンモード
- 1/35.05
- ロング前兆モード
- 1/14.28
- ショート前兆モード
- 1/364
- 通常モード
- 1/337.81
- 連チャンモード
- 1/35.08
- ロング前兆モード
- 1/14.28
- ショート前兆モード
- 1/339.5
- 通常モード
- 1/318.14
- 連チャンモード
- 1/35.12
- ロング前兆モード
- 1/14.29
- ショート前兆モード
- 1/319.6
- 通常モード
- 1/304.82
- 連チャンモード
- 1/35.16
- ロング前兆モード
- 1/14.3
- ショート前兆モード
- 1/306.2
一番大事なのは通常モードの純ハズレです。設定1は約1/448.88、設定6は約1/304.82。ここで純ハズレを引くと、約9.1%で即放出、約55.5%で連チャンモード、残りが前兆系へ進みます。
連チャンモード中の純ハズレは全設定ほぼ1/35で、設定差はほぼありません。設定を見るなら、連チャン中の軽さより通常モードらしいところからの初当たりを数える台です。
小役連続からの移行
リプレイ3連
- 出現目安
- 1/305
- 連チャンへ
- 5%
- 前兆へ
- 10%
- 移行なし
- 85%
ギャオス3連
- 出現目安
- 1/988
- 連チャンへ
- 7.5%
- 前兆へ
- 15%
- 移行なし
- 77.5%
ギロン2連
- 出現目安
- 1/6388
- 連チャンへ
- 3.7%
- 前兆へ
- 65%
- 移行なし
- 31.3%
チェリー2連
- 出現目安
- 1/11931
- 連チャンへ
- 1.79%
- 前兆へ
- 75%
- 移行なし
- 23.3%
リプレイ3連、ギャオス3連、ギロン2連、チェリー2連でもモード移行を抽選します。特にギロン2連とチェリー2連は出現率こそ重いものの、前兆へ飛ぶ割合が大きい。
ただし、見た目に同じ役が続いても、内部的に同じテーブルの小役として連続していなければ抽選されないことがあります。小役連続から液晶が騒いだら熱い、くらいの受け取り方が実戦的です。
チャンス目とモード推測
| 100G間 | 通常期待度 | 連チャン期待度 |
|---|---|---|
| 0回 | 98.3% | 1.7% |
| 1回 | 80.9% | 19.1% |
| 2回 | 61.8% | 38.2% |
| 3回 | 38.1% | 61.9% |
| 4回 | 19% | 81% |
0回
- 通常
- 98.3%
- 連チャン
- 1.7%
1回
- 通常
- 80.9%
- 連チャン
- 19.1%
2回
- 通常
- 61.8%
- 連チャン
- 38.2%
3回
- 通常
- 38.1%
- 連チャン
- 61.9%
4回
- 通常
- 19%
- 連チャン
- 81%
純ハズレ時は約92.6%でチャンス目の形になります。逆に、チャンス目には内部リプレイ由来のフェイクも混じります。チャンス目が出たから即放出、出ないから即捨て、という台ではありません。
通常モードならチャンス目は約1/68、連チャンモードなら約1/25。ボーナス後100Gでチャンス目が3回、4回と出るなら連チャンモード寄り。0回や1回で静かなうえ、演出も弱ければ通常モード寄り・・みたいな考え方でokです。
チャンス目の後すぐにヤメるのは危険です。純ハズレでモード移行しただけの場合、そこからRTを消化して放出へ進みます。特に現存個体でストック状況まで怪しい台は、チャンス目後の挙動を雑に切らない方が損をしにくい。
ストックが空のときにチャンス目がどう出るかは当時の実戦談でも割れています。
ここは断定せず、ストックあり前提のモード推測と、ストック消去後の初当たり挙動を混ぜないで見ます。
通常時の小役と打ち方
通常時
BIG中小役ゲーム
中押しDDT
- 中リールにガメラを狙う。
- 中段リプレイ停止はチャンス目。左右は適当押し。
- 中段ギャオス停止はハズレ、ギャオス、リプレイ、ボーナス。右を適当押しし、右下段リプレイならリプレイかハズレ、右下段ギャオスならギャオスかボーナス。
- 中段ギロン停止はギロン、チェリー、ボーナス。左リールは2連ガメラ上のガメラを枠内から枠下へ狙う。
- ギロンがテンパイしたら右リールにもギロンを狙う。
左から押す場合は、左リールに9番チェリーを狙う手順が小役回収向きです。ギロンが滑ってきて小役がハズれればボーナス。チェリーを雑に押すと2枚/4枚の差だけでなく、BIG中のチェリー回収にも悪い癖が残ります。
BIG中の打ち方とハズシ
BIG中は押し順ナビに従います。順押しナビはJAC INなので適当押しでOK。逆押しナビは小役またはJACハズシなので、右リール上段付近に赤7を狙って停止形に応じて処理します。
- 右リール上段付近に赤7を狙う。
- 赤7が上段に止まったらギャオス。左・中は適当押し。
- 赤7が中段に止まったらチェリー、リプレイ、ハズシ。左リールは2連ガメラ上のガメラを枠内から枠下に狙い、チェリーを15枚で取る。
- 赤7が枠下へ落ちたらギロン。中・左にギロンを狙う。
- 青い矢印でJAC INフラグを持ち越している間も、ナビを見落とさず同じように処理する。
チェリーは狙う場所で8枚と15枚に分かれます。9番チェリー側、目安としては2連ガメラ上のガメラを枠内から枠下へ押す。18番チェリー側で済ませると8枚になります。BIG中にこれを毎回やると、平均約660枚台のBIGを台無しにすることになります。
ショート前兆RT
1G
5/2562%2G
20/2567.8%3G
77/25630.1%4G
26/25610.2%5G
128/25650%1〜5Gのショート前兆は5Gが半分。液晶バトルの勝利で告知される流れが多く、ボーナスを揃えられる放出モードへ移れば、確認後3GほどでBIG/REG種別も告知されます。
設定変更と朝一
設定変更では、滞在モード、RT残りゲーム数、そして小役連続回数を引き継ぎます。ボーナス間ゲーム数も消えない扱いなので、宵越し天井は狙えます。設定変更だけで朝一専用のモーニングを作る台ではありません。
逆に言えば、朝一に「変更だから通常へ戻った」「リセットだからチャンス」と決め打ちする根拠は一切ない。前日のヤメゲーム数と、ボーナス後にどのモードらしかったかを見る方が大事です。
天井、狙い目、ヤメ時
通常モードの天井は1265G。天井直前で連チャンモードや前兆へ移行した場合は伸びるため、理論上最大は1496G前後まで考慮せねばなりません。1265Gちょうど付近で放出したなら通常モード天井の可能性が高く、1299G以上まで引っ張られてから当たるなら途中で連チャンモードへ上がっていた可能性が高い。
狙い目は500G以降でプラス域、安定を取るなら700G近辺から。前日ボーナス後50G以内でヤメられている台は、宵越し込みで見ます。設定変更でゲーム数が消えない前提なので、据え置き確認だけに頼らず履歴をつなげる台です。
ヤメ時は放出経路で変わります。通常モード天井や、連チャンモードではない純ハズレ経由だと読めるなら0Gヤメも成立します。ただし実戦で完全に読み切るのは難しい。チャンス目や演出が弱いなら100G、連チャンモードらしさが残るなら198〜200Gを見る、という整理が現実的です。
ストックを消された台は、通常の1265G天井狙いとは別枠です。初ストックを早く出す側の挙動があるため、履歴が薄い台を「ストックがないから全部ダメ」と切るより、連チャン期待を下げて初当たりの軽さを見る方がHGVらしい。ただし222G固定で狙う資料までは固まっていないので、数字だけを独立した狙い目にはしません。
現存ゲームセンターで損をするやってはいけないこと
- BIG中の逆押しナビを適当に押す。チェリーを8枚で取り、ギロンもこぼす。
- 青矢印や持ち越し中のナビを見落とす。大量獲得機なのに、小役ゲームを伸ばす意味を自分で捨てる。
- ボーナス後のチャンス目を見ずに即ヤメする。連チャンモードや前兆を捨てることがある。
- ストックを消された台を、ひたすら出ない台として即切りする。HGVは消された方が初当たりだけ軽くなることが多々ある。
- 逆に、ストックがある前提の天井だけを盲信して深追いする。ストック空の挙動と通常天井狙いは分けて見る。
HGVは派手な画面でごまかしてきますが、損をする場所はかなり地味です。BIG中の目押し、ボーナス後100〜200Gの見方、ボーナス間ゲーム数。この3つを雑に扱うと、台が荒いのではなく打ち手の処理が荒くなります。
裏モノの有無
HGV固有の裏モノ手順や、改造基板のまとまった情報は見当たりません。
現存ゲームセンターの個体差を見る場合も、まずはストック消去後の出方とBIG中手順で損をしないところからです。