どんな機種
クランキーコンドルは、1995年にユニバーサル販売から出た4号機Aタイプです。25パイ、通常3枚掛け、5ライン。ボーナス成立後にすぐ揃えられる、ストックもゲーム数天井もないノーマルです。
この台で一気に広まったのが、通常時のKKK/DDTとBIG中のリプレイハズシ。適当に打つと小役を落としまくるリール配列なのに、押す場所を知っていれば設定1でもフル攻略値が100%を大きく超える。ホール側からすると、攻略誌が余計なことを書いた台でございます。
ただし、ただ甘いだけの台ではありません。小役カウンタの減算値が設定6だけ違い、BIG後に手持ち手順を使うと設定6だけを切り分けられます。コンドルを「青テンが綺麗な名機」で終わらせると、このへんの気持ち悪い実戦部分を落とします。
設定6なんてただの一度も見たことがないですけどね!
基本スペック
- 正式商品名:クランキーコンドル
- メーカー:ユニバーサル販売
- 発売時期:1995年9月
- 区分:4号機Aタイプ、25パイ、通常3枚掛け、5ライン
- ボーナス:BIG 3種類、REG 2種類
- 連チャン機能:なし
| 設定 | BIG確率 | REG確率 | 合算 | フル攻略 | 減算値 |
|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 1/277 | 1/482 | 1/176 | 104.21% | 39 |
| 2 | 1/264 | 1/443 | 1/165 | 107.36% | 39 |
| 3 | 1/256 | 1/410 | 1/158 | 109.68% | 39 |
| 4 | 1/241 | 1/390 | 1/149 | 113.52% | 39 |
| 5 | 1/241 | 1/381 | 1/148 | 113.75% | 39 |
| 6 | 1/241 | 1/381 | 1/148 | 116.39% | 42 |
設定1
- BIG
- 1/277
- REG
- 1/482
- 合算
- 1/176
- フル攻略
- 104.21%
- 減算値
- 39
設定2
- BIG
- 1/264
- REG
- 1/443
- 合算
- 1/165
- フル攻略
- 107.36%
- 減算値
- 39
設定3
- BIG
- 1/256
- REG
- 1/410
- 合算
- 1/158
- フル攻略
- 109.68%
- 減算値
- 39
設定4
- BIG
- 1/241
- REG
- 1/390
- 合算
- 1/149
- フル攻略
- 113.52%
- 減算値
- 39
設定5
- BIG
- 1/241
- REG
- 1/381
- 合算
- 1/148
- フル攻略
- 113.75%
- 減算値
- 39
設定6
- BIG
- 1/241
- REG
- 1/381
- 合算
- 1/148
- フル攻略
- 116.39%
- 減算値
- 42
BIG確率は設定4から6まで同じ1/241、REGも設定5と6が同じ1/381です。ボーナス履歴だけで設定6を抜く台ではなく、差が出るのは小役カウンタの減算値。ここを見られないと、設定5と6は履歴上ほぼ同じ顔をします。
通常時のKKK
基本は左リール枠上から上段に青7を狙う順押しです。ここからベル、スイカ、チェリー、リプレイをフォローしつつ、代表的な2リール確定目の上段青7テンパイを見に行きます。
- 左リール枠上から上段に青7を狙う。
- 青7が枠上に止まったら、リプレイかベル。中リール下段にコンドルを狙い、右はフリー。
- 青7が上段に止まったら、ベル、スイカ、ハズレ、ボーナス。中リール下段から枠下にコンドルを狙う。
- 中リール上段に青7が止まって上段青7テンパイなら、BIG・REG共通の2リール確定目。
- 中リールの青7が下段から枠下へ落ちる形はスイカ。右にもスイカを狙う。
- 左リール下段にコンドルが止まったら基本リプレイ。リプレイ以外ならベルこぼしを疑う。
- 中段から下段に青7、または中段にコンドルが止まる形はチェリー。
上段青7のビタが1コマ遅れると、コンドルが下段まで滑ってベルを落とすことがあります。見た目は派手でも、減算値判別を考える台で小役を雑に捨てると、自分でカウンタを汚していくことになります。
左コンドル狙いのハサミ、左赤7狙い、成立後の1枚掛け遊びなど、いくらでも遊び方はあります。記事の標準手順は小役回収と青テンを両立しやすい順押し青7狙いとしておきます。
小役確率と小役カウンタ
通常時の小役は、小役カウンタで高確率と低確率を行き来します。ボーナス期待度の高低ではなく、コイン持ちを補正する小役側の状態です。
| 役 | 払い出し | 小役高確率 | 小役低確率 | 判別扱い |
|---|---|---|---|---|
| スイカ | 15枚 | 1/40.96 | 1/148.9 | 判別分子に入れる |
| ベル | 8枚 | 1/7.896 | 1/126 | 判別分子に入れる |
| 4枚チェリー | 4枚 | 1/7.992 | 1/21.95 | 判別分子に入れる |
| 2枚チェリー | 2枚 | 1/6.556 | 1/6.557 | 判別から除外 |
| リプレイ | 再遊技 | 1/7.2 | 1/7.2 | 判別から除外 |
スイカ15枚
- 高確
- 1/40.96
- 低確
- 1/148.9
- 扱い
- 判別分子に入れる
ベル8枚
- 高確
- 1/7.896
- 低確
- 1/126
- 扱い
- 判別分子に入れる
4枚チェリー4枚
- 高確
- 1/7.992
- 低確
- 1/21.95
- 扱い
- 判別分子に入れる
2枚チェリー2枚
- 高確
- 1/6.556
- 低確
- 1/6.557
- 扱い
- 判別から除外
リプレイ再遊技
- 高確
- 1/7.2
- 低確
- 1/7.2
- 扱い
- 判別から除外
高確で大きく増えるのはベル、スイカ、4枚チェリー。2枚チェリーとリプレイは高低でほぼ差がありません。だから設定6判別では2枚チェリーを見ません。
通常時の加算値
- スイカ15枚
- +1500
- ベル8枚
- +800
- 4枚チェリー
- +400
- 2枚チェリー
- +200
- リプレイ
- +0
設定1から5は1枚投入ごとに39を減算、設定6だけ42を減算します。払い出し1枚ごとの加算値は100。カウンタが0以下なら小役高確率、1以上なら小役低確率です。
たとえばベル8枚を取ると+800。そこから3枚掛けで毎ゲーム減算していくと、設定6の方が早く0以下へ戻ります。この「設定1〜5なら低確、設定6なら高確」になる瞬間をCR表示と手持ちで合わせるのが、設定6減算値判別です。
設定6減算値判別
設定6判別はBIG後の小役カウンタ0を起点にします。判別Pでベル、スイカ、4枚チェリーが出たら小役出現。2枚チェリーとリプレイは数えません。
| 入口 | 開始 | 繰り返し | 判別P |
|---|---|---|---|
| CRを落とす | 29枚投入(CR26)→1P→1枚手入れ+2BET | 9枚手持ち | 8P目以降CR27、24P目以降CR27/28 |
| CRを落とさない | BIG後BETで13P消化→7枚手持ち | 9枚手持ち | 13P目以降CR27、24P目以降CR27/28 |
CRを落とす
- 開始
- 29枚投入(CR26)→1P→1枚手入れ+2BET
- 繰り返し
- 9枚手持ち
- 判別P
- 8P目以降CR27、24P目以降CR27/28
CRを落とさない
- 開始
- BIG後BETで13P消化→7枚手持ち
- 繰り返し
- 9枚手持ち
- 判別P
- 13P目以降CR27、24P目以降CR27/28
判別Pでベル・スイカ・4枚チェリーが20%以上なら設定6側、10%以下なら設定1〜5側。2枚チェリーとリプレイは判別回数から外します。
9枚手持ちは、2枚手入れ+1BETを4回、最後に1枚手入れ+2BETを1回。これで9枚を使い切ります。判別Pは3枚掛けが完了した時のCR表示で見るので、外部データ表示機のゲーム数だけを数えても意味がありません。
判別Pを20回程度こなして小役が20%以上なら設定6側、10%以下なら設定1〜5側。ベルやスイカが判別Pで落ちるとかなり強く、2枚チェリーは落ちても無視。2枚チェリーは高低の差がほぼないので、喜んで数えると人間側の判別が壊れます。
上のツールはBIG後0から設定1〜5と設定6のカウンタを並行して追います。打ちながら結果を入れれば、候補が低確/高確に割れたゲームだけを判別Pとして数えます。手持ちを実機でやる人はCR表示、ツールで追う人は実際の成立結果を崩さないことが大事です。
SS判別
BIGを引かずに小役を取らず、カウンタを深いマイナスへ落としてから判別を始める考え方もあります。いわゆるセルフサーチ系の判別です。
ただ、コンドルで分かるのは基本的に設定6か設定1〜5か。小役を捨てている途中にBIGを引いたらそのぶん丸損です。理屈としては面白いけれど、記事の主コンテンツはBIG後の減算値判別に置きます。叔父貴が令和にわざわざ小役を捨ててまでやるなら、それはもう勝ち負けとは別の競技です。
なぜなら、夜のコンドルなんて6があるとは到底思えませんし、健全ゲーセンだった場合はアンコウの札が刺さっているからです。
1を打たせてもらえるだけでもありがたいと言われたコンドルに設定を期待できたなんて話はまじで1件
BIG中の打ち方とリプレイハズし
BIG中は小役告知がありません。1回目・2回目のJAC INまでは順押しで小役を取り、3回目のJAC INを引き延ばす区間で小役回収とリプレイハズシを使います。
| BIG小役ゲーム | 確率 | 払い出し | メモ |
|---|---|---|---|
| スイカ/15枚役 | 1/4.82 | 15枚 | 同一フラグ |
| ベル | 1/2.78 | 8枚 | — |
| 4枚チェリー | 1/512 | 4枚 | — |
| 2枚チェリー | 1/303 | 2枚 | — |
| JAC IN | 1/3.27 | 0枚+JAC IN | — |
スイカ/15枚役15枚
- 確率
- 1/4.82
- メモ
- 同一フラグ
ベル8枚
- 確率
- 1/2.78
- メモ
- —
4枚チェリー4枚
- 確率
- 1/512
- メモ
- —
2枚チェリー2枚
- 確率
- 1/303
- メモ
- —
JAC IN0枚+JAC IN
- 確率
- 1/3.27
- メモ
- —
基本手順は次の形です。
- 1回目と2回目のJAC INまでは、順押しで通常時と同じく小役を狙う。
- 2回目のJAC終了後は、中押しまたは逆押しでリプレイを見抜く。
- 中リールはスイカ付き青7を上段から中段付近に狙う。
- 中段リプレイがテンパイしたら、右を止めてから左リール枠上から上段に上チェリー付きの19番コンドルを狙い、JAC INをハズす。
- リプレイ以外は、テンパイしたベル、スイカ、15枚役、チェリーを左リールで取りに行く。
- 残り8G以降は3回目のJAC INを受ける。パンクリスクが怖いと感じるなら残り9GからJACIN優先に戻す。
スイカとコンドル・7・7の15枚役は同一フラグです。BIG中のKKKは、15枚役をこぼさず、リプレイだけを外し、最後にJAC INを受ける作業。順番を間違えると派手に枚数が消えます。
空回しハズシも知られた手です。前回停止目を利用して左リールのハズシ位置を作っておき、次のリプレイテンパイでそのまま外す。ただし現存個体やゲームセンターの自動停止仕様では使えない場合があるので、通常手順を先に覚えた方がいいです。
リーチ目
コンドルといえば上段青7テンパイです。左上段青7から中リール上段青7で2リール確定。BIG・REG共通なので、右を止める前に当たりをもらう形です。
右下がり青7テンパイから右枠下青7を狙う遊び、左コンドル狙いの小役ハズレ、まあ色々あるんですが、それは「暇だから色々やってた人が多いし、それに答えられるだけ作り込まれていた」だけな気もします。この時代にゲーセンでコンドルを打つ人にリーチ目を教えるのも野暮ってもんです。我々老害があーだこーだいいながら打つべき台です。
天井・ヤメ時
天井はありません。ヤメ時は店が潰れるか、台が撤去されるか、出禁になったときです。
ゲームセンターで使える知識
攻略できるから楽しいけど、攻略しすぎると出禁になるゲーセンでは付き合い方が難しいですね。実際にゲーセンでは20円でしか見たこと無いですし。もちろん1ですし。それでも等価だから勝てるんですけど、他にもっと面白い台ありますし。コンドル打ってたらいじめられますし、その店。しかもMAXベットボタンみたいなのついてましたし。
ゲームセンターにこの台がおいてあったら、たぶん店の上の方にスキモノがいます。仲良くなって設定とか聞き出したりしたほうが金になります、1のコンドルをせこせこ打つより。
余談
「コンドルは食えたなあ!」的な事を言ってる人は、たぶん大して稼いでないです。 いいとこ月50くらいじゃないかなと思います。ただの当時の優等生大学生です。この時代なら、ビガーとかガルフとか打っとけよって感じです。他にもっと金稼ぐ方法はありました。ただ「コンドルは稼げたんだよー」って言ってるオッサンがいたら、 「ああしゅごいですねー!」って言ってあげてください。 未だに学生気分が抜けない大叔父ですから、みんなで大事にしてあげましょう。 私含めた様々な4号機老害の中でも、一番美味しい時代を生き抜いたと思い込んでいる老害です。
こういう人たちは、未だにシャバでハナビの6号機とかバーサスとかを打ったりしてるみたいです。